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 ◇セ・リーグ 阪神4―2広島(2026年7月17日 マツダスタジアム)

 今季最多となる1試合で3つの死球を受け、阪神・藤川監督は黙っていなかった。

 「ある程度我慢をしているが、タイガースへの死球が多い。投手がインコースに投げるには技術が必要。技術の引き上げをしてもらいたいというのが、公に言えることかな」

 口調は静かでも、いら立ちは隠せなかった。前川は7回にこの日2度目の死球を背中に受け、そのままベンチへ退いた。このカードは、4月26日に近本が左手首に死球を受けて骨折したという伏線もある。

 「勝負する以上は内角に投げないといけないけど…。我慢はするけど、勝負となったらお互い熱くなることも出てくるでしょう」

 貯金10を蓄えて首位に立つチームにとって、故障ほど恐ろしいものはない。今季、死球を受けた数はリーグ最多の40個。指揮官の言葉は、広島への実質的な「警告」だった。