小諸市のひんやりスポット「氷風穴」 真冬のような冷たさ 「冷たさが違う」 約200メートルの急勾配を下ると…「腕が痛くなる」 天然の冷蔵庫で漬け物やリンゴなどの保存に活用
この猛暑のなか、長野県小諸市では真冬のような冷たさを感じられるひんやりスポットが、訪れた人を癒やしています。
木漏れ日の中で揺れる白い霧。
小諸市大久保氷区にある氷風穴です。
九州からのバスツアー参加者
「冷たさが違う。冷房とか扇風機の風と。信じられないですね、こういうところがあるって」
風穴は、岩の隙間から冷気が噴き出しているため、夏場でも中の空気は冷たく保たれているひんやりスポットです。
「こちらは氷風穴の入り口の温度計です。午前11時現在、34度近くに上昇しています」
ここから約200メートルの急勾配を下っていくと…
宮粼佳奈記者
「寒い!腕が痛くなってきます」
江戸時代中期には、冬場に張った氷を保管し、小諸藩に献上したという記録も残っている氷風穴。
地元の人が持ち込んだ漬け物やリンゴの保存にも活用されています。
氷風穴の里保存会 前田重雄事務局長
「ほとんど味が変わらず、逆においしくなる」
その冷たさは「天然の冷蔵庫」。
前田さん、氷風穴で冷やした水を味わいます。
氷風穴の里保存会 前田重雄事務局長
「あー、うまい!」
保存会では今週19日の日曜日に、氷風穴で冷やしたお酒や地元の野菜の漬物をふるまう祭りを開くということです。
