学校が生徒のスマホ100台あまりをハンマーで破壊

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2026年6月26日、河北日報系のウェブメディア・縦覧新聞は、湖南省の学校が生徒から没収した100台以上のスマートフォンをハンマーで公開破壊し、批判を浴びていると報じた。

記事によると、湖南省郴州市にある中高一貫校の運動場で、多くの生徒が見守る中で2人の男性が100台以上のスマホをハンマーでたたき壊す動画が25日に中国のSNS上で拡散した。

動画投稿者によると、これは約2カ月前に発生した出来事であり、壊されたのは生徒から没収したスマホだったという。ネットユーザーからは、生徒が教室にスマホを持ち込むべきではなく、学校が禁止するのは妥当だが、たたき壊すのは不適切であり、法律に抵触する可能性もあるという意見が見られた。

この件について同校の職員は「破壊されたスマホは何年も引き取り手がいなかったものであり、生徒への見せしめの意味合いがあった」と釈明したのに対し、同市北湖区教育局は「持ち主のいないスマホであっても個人の財産であり、勝手に損壊する学校側の対応は不適切」として調査に乗り出す方針を示した。

この件について、中国のネットユーザーからはさまざまなコメントが寄せられた。最も賛同を集めたのは「持ち主不明などありえない、没収した時に誰のものか記録しているはずだろう」と学校の釈明に突っ込む声だった。また、「誰の物であれ、私有財産を損壊するのは違法であり、きちんと処理すべき」「他人の財物の損壊で、金額が大きければ犯罪だ」「仮にスマホ1台4000元(約9万5000円)として、ここに100台あれば相当な額になる、本気なら重い量刑もありうる」など、違法性を指摘する声にも多くの賛同が寄せられた。

さらに、「これが教育と言えるのか、いったい誰がこんなまねを許したのか」「もったいないとは思わないのか?スマホをたたき壊して人に何を教えるつもりだ」など、教育のあり方への批判も多く見られた。(編集・翻訳/川尻)