マーケティング侍のりゅう先生が、YouTubeチャンネル「マーケティング侍の非常識なビジネス学」にて「圧倒的なブランドを築く会社が持つシンプルな発想の正体…文化と世界観を売ることで生まれる顧客との関係」と題した動画を公開した。動画では、「世界でもっとも成功したマーケティングTOP3」としてApple、De Beers、Nikeの事例を挙げ、圧倒的なブランドを築くための「7つのステップ」について解説している。

りゅう先生はまず、世界で最も成功したマーケティング事例の1つ目としてAppleを紹介。単なる電子機器メーカーではなく「最大の経済圏」を作ったと述べ、独自のOSやサービスで構築された巨大なエコシステムが生活インフラとなっている点を指摘した。2つ目のDe Beersについては、本来婚約指輪には使われていなかったダイヤモンドを「愛と結婚の必需品」へと変え、「最も文化を変えた」事例として解説。3つ目のNikeは、消費者の「変わりたい」という内的欲求を刺激し、「顧客をアスリート化」することで「最も自己概念を変えた」と評価した。

これらの大企業の成功事例を踏まえ、りゅう先生は中小企業でも実践できる「マーケティング7STEP」を提示。STEP1の「商品カテゴリの再定義」では、単に商品を売るのではなく「新たなOSへの書き換え」や「愛の証明」といった独自の世界観を構築する重要性を説く。さらに、客の内的欲求の特定(STEP2)、社会的意味の付与(STEP3)、短い言葉への圧縮(STEP4)、証拠の提示(STEP5)、参加できる仕組み化(STEP6)、次の商品の用意(STEP7)という具体的なプロセスを詳しく解説した。

動画内でりゅう先生は「商品を売るな、顧客がなりたい自分を売れ」と力説し、文化に参加する権利や世界観を提供することこそが真のマーケティングであると結論付けた。単なる販売テクニックにとどまらず、顧客との間に強固な関係性を築き上げるための本質的な思考法が学べる内容となっている。

チャンネル情報

【りゅう先生】 現在CMOやアドバイザーとして、マーケティングと事業のスケールアップまでの指導、M&A、IPOのサポートを行いながら、自身も投資家としてスタートアップなどに出資を行っている。