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岡山県出身で、大正時代を代表する画家・詩人の竹久夢二を題材にした漫画の連載が今年4月に始まっています。その作者である古屋兎丸さんが今月(6月)、取材で岡山を訪問。作品を通じて伝えたいことなどを聞きました。

【写真を見る】【ユメジエホン・帝一の國】作者・古屋兎丸さん「裏側の人間模様を描きたい」 竹久夢二を題材にした漫画 夢二の魅力とは

舞台・映画化もされた「帝一の國」の作者

(古屋兎丸さん)
「夢二の喜びや苦しみ、その絵の裏にある涙であるとか喜びであるとか、絵を通した裏側の人間模様を描きたいなと」

竹久夢二を題材にした作品への思いを語るのは、漫画家の古屋兎丸さんです。これまでに、舞台化、映画化もされた「帝一の國」などヒット作を生み出していて、4月からはビッグコミックオリジナル増刊号で竹久夢二の人生を描いた、「ユメジエホン」を連載。

古屋兎丸さんが感じた「リアルな夢二」

今月13日、取材で夢二郷土美術館を訪れました。

Q.”夢二式美人”が特徴の作品を見てどうですか?

(古屋兎丸さん)
「手の大きさと指のしなやかさ、腰の細さと裾がふわっと広がっている。全体がS字を描いているような、流れるような。写実的に描くのではなくて、線の美しさや形、フォルムの美しさをすごく重視しているのを、見て感じます」

夢二の描き方を取り入れ、作品では、緻密な画力で当時の人間模様が鮮やかに描かれています。

(古屋兎丸さん)
「令和の目線から見ても、夢二の男女の関係は、興味深く読者も読めるんじゃないかという視点もあり、伝わるものがあると思って夢二を描きたいと思った」

制作過程では「夢二の気持ち」も想像

古屋さんは、夢二の気持ちも想像して筆をとったと話します。「ユメジエホン」を通して伝えたいことは…。

(古屋兎丸さん)
「何も考えずに気楽に読んでもらって、夢二という人間がこういう人だったんだなと思ってもらえたらいいなと思うし、夢二を知らない人でも、これ(ユメジエホン)をきっかけに、知ってもらえたらうれしい」

漫画「ユメジエホン」は、今年10月には単行本が発売されるということです。