4年後に“打倒・リウ”はなるか 元五輪戦士も舌を巻く中井亜美と同じ17歳、島田麻央とは何者か「4回転を持ってますので、もっと強くなる」

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中井と同じ17歳ながら五輪出場が叶わなかった島田(C)Getty Images

 新たなヒロインの誕生に列島は沸いた。去る2月22日に閉幕したミラノ・コルティナ冬季五輪のフィギュアスケート女子シングルにおいては、銅メダルを獲得した中井亜美が大きな注目を集めた。

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 17歳とは思えぬ堂々とした演技力が世界的な声価を高めた。大注目のシングルでは、ショートプログラム、フリーともに大技のトリプルアクセルを成功。表現力豊かな、のびのびとしたスケーティングが人々を魅了した。

 フリー終了後に右手の人差し指で小首をかしげる「あざと可愛いポーズ」で、お茶の間の話題を席巻した中井。だが、異彩を放った17歳と同じ世代には、世界と勝負できるだけの実力を持った大器がズラリと並んでいる。4年後のフランス・アルプス大会に向け、早くも期待されているうちの一人が、島田麻央だ。

 ジュニア時代から中井と切磋琢磨してきた。その日本フィギュアでも指折りと評されるスケーティングスキルは、元オリンピアンでさえも舌を巻く水準にある。『フジテレビ』系の情報番組「サン!シャイン」に出演したソチ五輪代表・村上佳菜子さんは、島田について「スピンの回転が速くなればなるほど、遠心力が大きくなって、引っ張られていくんですけど、彼女はそれに打ち勝つ体幹を持っている」と称賛した。

 このミラノ・コルティナ冬季五輪は国際スケート連盟(ISU)の年齢制限に関する規定に引っ掛かり、出場が叶わなかった。しかし、4回転ジャンプを武器に世界ジュニア3連覇をやってのけている日本フィギュア界の“金の卵”は、今後4年の成長次第で、中井や千葉百音といった代表格のスケーターたちをも凌ぐ可能性を大いに秘めている。

 その技術力とフィジカルに目を見張る村上さんも「足の運び方だったり、難しいステップもすごく上手。トリプルアクセル、4回転を持ってますので、突き詰めていけば、もっともっと強くなる選手になっていきます」とメダル獲得への期待を寄せた。

 今大会の女子シングルでは、アリサ・リウ(米国)に金メダルを譲った日本勢。しかし、島田をはじめとする大器たちの存在もあり、未来に対する期待値は膨らむ一方だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]