[MOM5419]U-17日本代表DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島ユース/2年)_鉄壁の守りに加え、先制点の起点に。大器はリーダーの経験も「もっともっと成長」に結びつける
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[2.23 Balcom BMW CUP 広島ユース 0-4 U-17日本代表 広島一球]
チームリーダーは経験を2009年生まれ以降の選手たちに背中と声で伝え、引っ張った。U-17日本代表DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/2年=FCフレスカ神戸出身)が、「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」で無失点での全勝Vの原動力に。4-0で快勝した広島ユース戦後、優勝トロフィーを広島の空に掲げた。
「自分が出ている時に無失点っていうのは大会始まる前から自分の中で目標として持っていたんで、それが達成できて、優勝もできたんで良かったと思います。自分のところの1対1は1回も抜かれないって思っていたんで、それがどの試合でもできたかなと思います」と微笑。高校2年生ながら鹿島トップチームとプロ契約を結んでいる192cm、82kgの大器は、広島ユース戦でも相手を凌駕するようなプレーを見せた。
前からの攻守で挑んでくる広島ユースに対し、前半は3バックの右サイドでその攻撃を封鎖。前半30分には元砂が斜めのパスをFW齋藤翔(横浜FCユース)へ差し込んで攻撃をスピードアップさせる。U-17代表はここから右サイドを崩し、相手オウンゴールによって先制点を挙げた。
元砂は「大会通して、前を見る意識とか、ビルドアップでハマらないとか。何回かハマっちゃった時とかもあったんすけど、前見るとか、相手の嫌な位置にボール蹴るとか、そういうことを意識してできたんで良かったと思います」と頷く。前半はパス交換から前線の選手を追い越すような動きにもチャレンジ。後半は3バックの中央に入り、守りを引き締めた。
相手のくさびへのボールや速攻を潰し切ったほか、空中戦でも圧倒。その一方、反省することも忘れない。「自分のところは勝っていたんですけど、周りへのコーチング、リスク管理でちょっとカウンターされていたところがあったんで、そこを改善していきたいなと思います」とコメント。より、周囲を動かしてピンチの芽を摘むことにもこだわっていく。
今回の広島合宿では、練習試合を含めて先発した3試合でキャプテンマークを巻いた。「キャプテンあんまやったことないし、そういうキャラでもあんまないかなと思うんですけど、キャプテンマーク巻いて、ちょっとチームを引っ張る自覚を持ってできたんで、いい経験かなと思います」と振り返る。
これまで主将は、U-16茨城県選抜で国スポ関東ブロック予選を戦った際に務めたくらい。本人は「キャプテンキャラじゃないと思いますけど⋯⋯」と繰り返したが、「チームを引っ張るっていう意味では、そういうチャレンジも大事」と受け止め、自身の成長にも結びつけようとしていた。
2009年の早生まれで高校2年生の元砂は昨年、U-17ワールドカップで活躍し、8強入りに大きく貢献。また、鹿島トップチームで活動するDFは、大半が高校1年生で中学3年生もいるチームにそれらの経験を伝えていた。
「ワールドカップで戦ってきた強度もそうだし、プロでやっているっていうプロの強度も、(連戦のため)練習はほぼやってないですけど、試合とかでも示したかなと思います。(自分が発信して)やっていくことで周りがついてきて、それでチームが強くなると思う」と説明。小野信義監督も低学年の選手たちをリスペクトしながらゲーム内で要求することや、基準を示していた元砂に感謝していた。
元砂は昨年同様、2026年も成長の一年にする意気込みだ。「もっともっと成長して、去年も成長の1年だったので、今年も成長したいです。ワールドカップでもそうですけど、トップでも試合に絡めるような選手にはまだまだ足りないと思う。成長していきたい」。昨年、追加招集で1試合のみの出場に終わったU17アジアカップ(5月)では、勝利を目指すとともに成長を加速させるような大会にするつもりだ。
「自分中心で全ての試合に絡んで、自分が出ている時には失点なしでチーム勝たせられるようにしたいと思います」。中心選手としてチームを勝たせる経験を成長に繋げ、U-17ワールドカップで世界一に再挑戦する。
「(世界相手でも)何でもできるような選手になりたいです。(前回のU-17ワールドカップでも自分は)前に強いっていうのはあるんですけど、南アフリカの時もスピードとか全然、足りないなと思いました。海外のウイングとかと、日本のプロのウイングとかもそうですけど、やる上でスピードとか足りないなと思うし、もうちょい横もデカくして、あとはどんな試合でも波がまだあるんで、波がない、一定したパフォーマンス以上のものを毎試合出せるような選手になりたいなと思います」。どんな時も成長への意欲を持ち続け、鹿島トップチームでの日常や国際試合などの経験の一つ一つを将来の飛躍に結びつける。
(取材・文 吉田太郎)
[2.23 Balcom BMW CUP 広島ユース 0-4 U-17日本代表 広島一球]
チームリーダーは経験を2009年生まれ以降の選手たちに背中と声で伝え、引っ張った。U-17日本代表DF元砂晏翔仁ウデンバ(鹿島/2年=FCフレスカ神戸出身)が、「HiFA 平和祈念 2025 Balcom BMW CUP 広島国際ユースサッカー」で無失点での全勝Vの原動力に。4-0で快勝した広島ユース戦後、優勝トロフィーを広島の空に掲げた。
前からの攻守で挑んでくる広島ユースに対し、前半は3バックの右サイドでその攻撃を封鎖。前半30分には元砂が斜めのパスをFW齋藤翔(横浜FCユース)へ差し込んで攻撃をスピードアップさせる。U-17代表はここから右サイドを崩し、相手オウンゴールによって先制点を挙げた。
元砂は「大会通して、前を見る意識とか、ビルドアップでハマらないとか。何回かハマっちゃった時とかもあったんすけど、前見るとか、相手の嫌な位置にボール蹴るとか、そういうことを意識してできたんで良かったと思います」と頷く。前半はパス交換から前線の選手を追い越すような動きにもチャレンジ。後半は3バックの中央に入り、守りを引き締めた。
相手のくさびへのボールや速攻を潰し切ったほか、空中戦でも圧倒。その一方、反省することも忘れない。「自分のところは勝っていたんですけど、周りへのコーチング、リスク管理でちょっとカウンターされていたところがあったんで、そこを改善していきたいなと思います」とコメント。より、周囲を動かしてピンチの芽を摘むことにもこだわっていく。
今回の広島合宿では、練習試合を含めて先発した3試合でキャプテンマークを巻いた。「キャプテンあんまやったことないし、そういうキャラでもあんまないかなと思うんですけど、キャプテンマーク巻いて、ちょっとチームを引っ張る自覚を持ってできたんで、いい経験かなと思います」と振り返る。
これまで主将は、U-16茨城県選抜で国スポ関東ブロック予選を戦った際に務めたくらい。本人は「キャプテンキャラじゃないと思いますけど⋯⋯」と繰り返したが、「チームを引っ張るっていう意味では、そういうチャレンジも大事」と受け止め、自身の成長にも結びつけようとしていた。
2009年の早生まれで高校2年生の元砂は昨年、U-17ワールドカップで活躍し、8強入りに大きく貢献。また、鹿島トップチームで活動するDFは、大半が高校1年生で中学3年生もいるチームにそれらの経験を伝えていた。
「ワールドカップで戦ってきた強度もそうだし、プロでやっているっていうプロの強度も、(連戦のため)練習はほぼやってないですけど、試合とかでも示したかなと思います。(自分が発信して)やっていくことで周りがついてきて、それでチームが強くなると思う」と説明。小野信義監督も低学年の選手たちをリスペクトしながらゲーム内で要求することや、基準を示していた元砂に感謝していた。
元砂は昨年同様、2026年も成長の一年にする意気込みだ。「もっともっと成長して、去年も成長の1年だったので、今年も成長したいです。ワールドカップでもそうですけど、トップでも試合に絡めるような選手にはまだまだ足りないと思う。成長していきたい」。昨年、追加招集で1試合のみの出場に終わったU17アジアカップ(5月)では、勝利を目指すとともに成長を加速させるような大会にするつもりだ。
「自分中心で全ての試合に絡んで、自分が出ている時には失点なしでチーム勝たせられるようにしたいと思います」。中心選手としてチームを勝たせる経験を成長に繋げ、U-17ワールドカップで世界一に再挑戦する。
「(世界相手でも)何でもできるような選手になりたいです。(前回のU-17ワールドカップでも自分は)前に強いっていうのはあるんですけど、南アフリカの時もスピードとか全然、足りないなと思いました。海外のウイングとかと、日本のプロのウイングとかもそうですけど、やる上でスピードとか足りないなと思うし、もうちょい横もデカくして、あとはどんな試合でも波がまだあるんで、波がない、一定したパフォーマンス以上のものを毎試合出せるような選手になりたいなと思います」。どんな時も成長への意欲を持ち続け、鹿島トップチームでの日常や国際試合などの経験の一つ一つを将来の飛躍に結びつける。
(取材・文 吉田太郎)
