激しいボーダー争いの渦中で価値ある1勝だ。2月20日、「大和証券Mリーグ2025-26」の第2試合では、TEAM雷電の本田朋広(連盟)が白星。アガリ5回とヤンチャに暴れて結果を出した。

【映像】アガリ5回とヤンチャに暴れた本田朋広

 ボーダー争いを演じている三つ巴の直接対決は、起家から赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)、渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)、BEAST X・下石戟(協会)、本田の並びでスタート。1試合目3着の多井と2着の下石は連投に挑んだ。

 東1局、本田はリーチ・ツモ・ドラ1・裏1の8000点を獲得し絶好のスタートを切った。東4局1本場でも本田は3万・6万でリーチを仕掛けると、3万をツモり7800点(+300点、供託1000点)をものにした。同局2本場では渡辺、本田にテンパイが入る中、ドラを大量に抱える下石が3索・6索待ちでテンパイ。下石は、渡辺から3索を仕留めて8000点(+600点、供託1000点)の加点に成功すると、本田を猛追。

 ラス目に後退した渡辺が南1局、18000点の大物手を仕上げたが、同局1本場では多井の清一色のテンパイに渡辺が掴まり、8000点(+300点)を放銃。2番手争いが混沌とする中、南2局では本田に下石が3900点(供託1000点)を献上、さらに南3局でも本田が下石に2000点(供託1000点)を振り込んでしまう。南4局でも本田は7800点のツモアガリで5万点台に迫る加点に成功。最後は渡辺のアガリでゲームセット、渡辺は2着をもぎ取った。

 対局前はリーグ5位・赤坂ドリブンズ、6位・TEAM雷電、7位・渋谷ABEMASという三つ巴の直接対決ということで注目されていた。1試合目に出場した萩原聖人(連盟)は痛恨のラス。そんな中で本田は見事に仲間の雪辱を果たした。

 インタビューに応じた本田は「めちゃくちゃうれしいです。(ボーダー争いの対決は)意識はしなかったですけど、うれしいです」と心境を明かす。その上で「チームメイトの瀬戸熊(直樹)さんがこの一戦は大事な戦いになると思ったのか『お前には人参をぶら下げてやるから。こっそりだぞ!』と。ということで頑張りました」とこのトップで仲間からご褒美があることを匂わせた。

 TEAM雷電は泣いても笑ってもレギュラーシーズン残り18戦。セミファイナルに進出するためには、全てが終わった時に、6位以内にいないといけない。最後に本田は「全然、まだ1勝なので。久々にトップを取ったんですけど、浮かれられないので、気を引き締めて上を目指したいと思います」と言ってから、いつもより力強く「(雷電の麻雀は)面白いんです!」とポーズを決めた。

【第2試合結果】

1着 TEAM雷電・本田朋広(連盟)4万7800点/+67.8
2着 赤坂ドリブンズ・渡辺太(最高位戦)2万3000点/+3.0
3着 渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)1万7900点/▲22.1
4着 BEAST X・下石戟(協会)1万1300点/▲48.7

【2月20日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +859.1(102/120)
2位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +693.7(104/120)
3位 BEAST X +372.6(106/120)
4位 セガサミーフェニックス +140.0(102/120)
5位 赤坂ドリブンズ +21.2(104/120)
6位 TEAM雷電 ▲123.6(102/120)
7位 渋谷ABEMAS ▲192.6(106/120)
8位 EARTH JETS ▲505.1(106/120)
9位 KADOKAWAサクラナイツ ▲619.1(102/120)
10位 U-NEXT Pirates ▲646.2(106/120)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チーム、2025-26シーズンから全10チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各120試合(全300試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は7000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)