台湾の20歳・張天将は36位 アルペンスキー男子回転、台湾選手として38年ぶり完走
この日は早朝から大雪に見舞われ、96人の出場選手中、半数以上が1回目で途中棄権した。張は1回目を1分11秒56(41位)で終え、2回目は1分11秒29で滑り切った。
10歳からスキーを開始した張は、16、17歳の頃から代表入りを目標に据えてきた。目標だった初の五輪で完走できたことはうれしくもあり、不思議でもあると張は話す。
出走前には多くの選手が次々と途中棄権するのを目にし、やや緊張したものの、「最善を尽くす」ことを胸に、1回目を滑り切った。2回目は雪がやんだため、プレッシャーも軽減されたという。「本当に疲れた。でも、必ず耐えなければならないと分かっていた。これまで支えてくれ、会場で応援してくれる家族に報いるだけでなく、子供の頃の自分に誇らしく思ってほしかった」と振り返った。
張は今回のレースを通じ、子供たちにエールを送りたいと語る。「小さな地域の出身でも、五輪の舞台に立つことができる。全てに可能性がある」と話した。
(編集:名切千絵)
