閉校前に「落書きアート」 小中学校統廃合の石川・輪島市 児童たちが“感謝”掲げる
来年度から小中学校の統廃合が行われる石川県輪島市。14日、門前地区では閉校を前に、思い出をアートとして残すイベントが行われました。そのアートに込められた思いとは…
14日、石川県輪島市門前町では…
「何書けばいいと思う?」
3月に長い歴史に幕を下ろす、門前地区の3つの小中学校。
閉校を前に、校舎に感謝を伝えるための「落書きアート」が描かれました。
Q. どんなことを書いた?
「東小は忘れない。体育館とか音楽室でみんなで遊んだこと」
「悲しいですね、やっぱり。友達と一緒に仲良くしていきたい」
輪島市内の小中学生は震災前から3割減少し、去年の時点で760人に。
市内の小中学校12校は、来年度から4校に再編成されます。
そして、門前地区の小中学校3校も統合し、小中一貫校として「門前学園」に生まれ変わる予定となっています。
子どもたちは校舎で過ごした思い出を振り返りながら、それぞれ思い思いに飾り付けていました。
そして、子どもだけでなく親世代も…
保護者:
「時計は、ここで時代を時間を過ごしてきたって、楽しかったっていうのを表現して」
「(子どもが)今少ないけど、前もっといたので前の学校がなくなると、近辺が子どもたち居なくなる。さみしく感じる」
震災以降、使われなくなった校舎。
子どもたちも卒業生も、解体前に久しぶりに足を運びました。
「懐かしい」
この石も子どもたちにとっては、ただの石ではありません。
児童:
「石、石の滑り台。昔は平気でやってたけど今は怖い。みんなで先生に怒られる思い出とか、宿題とか思い出しました」
そして掲げられた、お別れの落書きアート。
「はい、チーズ」
形は無くなっても、校舎と共に育んだ思い出は、それぞれの胸の中に生き続けます。
