冬のボーナス「35万円」だった40代男性 「税金や物価上昇に追いつけていない」と嘆き

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ボーナスが少ないとやるせない。投稿を寄せた石川県の40代男性(医療・福祉・介護/年収400万円)は介護施設でケアマネジャー兼副主任として働いている。冬のボーナスについて、思うところがあるようだ。

「昨年は35万、今年も35万」

で横ばいだったと男性は明かす。物価高や社会保険料の負担増を考えれば、実質的な価値は下がっていると言えるかもしれない。(文:天音琴葉)

住宅ローンの手数料と引越し代に充てたいが……

使い道については、

「住宅購入のためのローンを組み、手数料と引越し用によけてありますがマイナスです」

と、右から左へ消えていくどころか、足が出ている状態だという。

男性が不満を抱く背景には、国の政策と現場のギャップがある。

「介護職員の給料が上がる政策などが出ていますが、結局は施設の自由に使っていい割合(修繕費、他スタッフ事務員などの、給料アップ)があるので税金や物価上昇に追いつけていないです」

政府は介護職員の処遇改善を掲げ、6月から処遇改善加算が増額されるようだが、その配分は経営側の裁量に委ねられる部分が大きい。施設の維持管理や他職種への配分も必要であり、介護職員の給与が思ったほど上がらないという構造的な問題がありそうだ。

「1年5か月働いて1万2000円」スーパーのレジ打ち女性

さらに厳しい現実に直面している人もいる。40代女性(サービス・販売・外食/年収250万円)は、スーパーでレジ打ちの仕事をしているが、冬のボーナスの明細を見て愕然としたようだ。

「1年5か月働いて1万2000円。プラス働いている店舗で使える商品券5000円分」

現金と商品券を合わせても1万7000円。子どものお小遣いのような金額だ。女性は2024年の7月入社で、今回が初めての冬のボーナスだったようだが、

「前年のボーナスがどれだけなのかは、わかりませんが同僚のみんなは少ない少ないと連呼しているので、毎年こんなもんだと思います」

と諦めたように書いていた。物価高が家計を直撃する中、この職場で働く意欲を維持するのは容易ではなさそうだ。

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