「顔が真っ白で…」演技直前の姿を目撃者が“証言” 絶対王者に起きた異変「一度も見たことがない」【冬季五輪】

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マリニンの演技直前の姿を目撃者が証言した(C)Getty Images

 ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート男子フリーで金メダル有力候補だった米国のイリア・マリニンがまさかの8位と失速した。

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 絶対王者の敗北に海外メディアも反応し、ポーランドメディア『FACT』では、同国のフィギュアスケート協会のマグダレーナ・タシェル会長が、マリニンの異変を間近で見た衝撃を語っている記事が掲載された。

 同会長は「(演技の)スタート地点に立ったマリニンは顔が真っ白で、深く息を吸い込んでいた。これまで、彼のあんな姿は一度も見たことがない。自分自身と戦っているのが見て取れた。彼がジャンプを途中で諦めたり、予定していた回転数をこなせなかったりするような場面は、記憶にない。それほどまでに、ストレスが彼を支配してしまっていた」と証言している。

 加えて、マリニンについて「常に私たちを驚かせ、記録を塗り替え、まるで“サイボーグ”であるかのように錯覚させた。しかし、彼も一人の人間であることを露呈した。これは、オリンピックというものが、他のどの大会とも同じでありながら、同時に他のどの大会とも全く違う特別な場所であることを改めて示している」と、見解を述べていた。

 記事では、マリニン自身がプレッシャーに圧倒されたことを認めていたと伝え、この経験が必ず糧になるはずだと記していた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]