普段は「セレナ」、でもいざとなれば「家族4人で寝られる」!?

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日常使いと車中泊、どちらも快適に使えて「お得」!

 2026年1月30日から2月2日まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催された「ジャパンキャンピングカーショー(JCCS)2026」には、トイレ・キッチンなどを持つ本格的なキャンピングカーから、手軽に車中泊を楽しめて非日常感も味わえる「車中泊仕様車」まで、数多くのモデルが展示されていました。

 なかでも、日産の新車を架装して販売するキャンピングカー専門ディーラーの日産ピーズフィールドクラフト(東京都世田谷区)は、JCCS2026に、キャンピングカーから車中泊モデルまで合計5台を展示し、注目を集めました。

【画像】超カッコいい! これが日産の「“車中泊”ミニバン」です! 画像で見る(30枚以上)

 その中のひとつ「セレナP-SV」は、日産の大人気ミニバン「セレナ」をベースとした車中泊仕様車です。

 P-SVは「ポップアップ・スリーピングバージョン」の略で、ルーフには大人2名が就寝できるポップアップルーフを備えています。

 車内にはオプション装備品として、フルフラット状態に倒したシート上に「アンダーベッド」と称するマットを敷くことで、大人2名がゆったりと横になれる就寝スペースを生み出せます。

 セレナはノーマル状態でもシートを倒すとフラットな面が現れますが、シートの形状や設計上、完全な平面にはならず、眠っていると案外気になってしまうもの。しかもセカンドシートの間に隙間があき、凸凹が出てしまうのです。

 そこでピーズフィールドクラフトでは、この凸凹を埋めて安定した寝心地を提供する「ベッドサポートマット」も用意しています。

 そのほかのオプションとして、走行充電式サブバッテリー、FFヒーター、マルチシェードなども設定しており、より快適に車中泊を楽しむことができます。

 セレナP-SVは、本格的な車中泊を楽しめて、かつ利便性が高い通常のミニバンとしても日常的に活躍できます。

 しかも商用モデルより勝る乗用車の快適性に加え、セレナ自慢のプロパイロットに代表される先進運転支援機能を持ち、街中から郊外路まで快適なドライブが楽しめる美点があります。

 日産ピーズフィールドクラフトのスタッフは「セレナP-SVは、キャンピングカーを乗り継いだユーザーが選ぶことが多い」と話していましたが、その理由がわかった気がしました。

 なおセレナは2026年2月にマイナーチェンジを予定していますが、同社では新型でも引き続きセレナP-SVを設定するとしています。

 いっぽうで現行(マイナーチェンジ前)モデルもまだ在庫がある(※2026年1月末現在)といい、早期の納車を希望するなら相談してみる価値はありそうです。

「NV200バネット」ベースのニューモデルも初公開

 いっぽうの本格的なキャンピングカーでは、同社最新の「LUMINO(ルミーノ)」に注目です。

 日産の商用/乗用ミニバン「NV200バネット」のうち、商用バンの最上級グレード「GX」をベースにしたキャンピングカーです。

最新モデル「LUMINO(ルミーノ)」も登場

 こちらは標準装着のリアシートを取り払い、後部に設置してあるベッドマットと組み合わせると、幅1.2m・長さ約1.9mのベッドに変身するセカンドシートを装備します。

 このセカンドシートを後ろ向きにすれば、対座式のダイネットにも展開できる優れモノです。

 その際にはマルチポジションテーブルを用いることで、車内でゆったりとくつろげる空間が出現します。

 このテーブルは、リアのキャビネットの間にセットして、キャンプ時には調理テーブルとして使うこともできるなど、コンパクトななかにマルチに使える機能が多数込められていたのが印象的でした。

 またリア左側のキャビネットにはステンレス製のコンパクトシンクを、そしてそれぞれ12リッターの容積を持つ給水・排水タンクも効率的に備えています。

 近年のキャンピングカーで重要な装備であるサブバッテリーなどの電装品は、リア右側キャビネットにまとめて配してメンテナンスを容易に。そのほかFFヒーターや12Vクーラー、ソーラーパネルなどをオプションで設定しています。

 外装はLUMINO専用のホワイトと金ベージュでオシャレに装われています。

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 全長約4.4mの4ナンバーサイズ(LUMINOは8ナンバーキャンピングカー登録)という取り回しのよいボディサイズを持つNV200バネット。

 LUMINOのカタログに「ちょっとお出かけしたくなる快適コンパクトの決定版」と記されているとおり、LUMINOがあればいつもの生活もワクワクする時間に変えてくれそうです。