日生のカキが最盛期 初期は大量死も小さかったカキが育ち「去年より小粒だがおいしい」名物かきめしも復活 【岡山】
昨年末、養殖カキが死ぬ被害が相次いだ瀬戸内海。
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しかし、岡山県内の多くの地域では成長が遅れていたカキが育ち、出荷量も増えてきました。そんな中、備前市の日生地区で、カキの水揚げが最盛期を迎えています。
冬の味覚といえば、、、カキ。しかし、今シーズンはカキに異変が…カキの大量死です。
岡山県と県内の6漁協が11月下旬に実施した調査によりますと、日生町の漁協では「2年もののカキ」の73%から83%が死んでいました。高い海水温などが原因とみられています。
「11月ごろは涙が出るような状況だったんですけども、徐々に1月に入って味も戻ってきてますし」
日生町漁協によりますと、その後、小さかったカキが育ち、むき身の出荷量は12月上旬と比べ現在は2倍以上に。水揚げ量としては例年の4割弱ほどではありますが、粒は少し小さいものの身が詰まっていて、できはいいということです。
カキ打ち作業はピークに 「去年より小粒だがおいしい」
出荷がピークを迎え、カキ打ちの作業も大忙しです。
(日生町漁協 田丸和彦組合長)
「昨年よりは若干小粒なんですけど、おいしいカキに仕上っています。これからもうひと踏ん張り4月いっぱいまで精一杯頑張っていこうと思っています」
(前田唯記者)
「最盛期を迎えた日生のカキ。きょうもたくさんのカキがずらっと並んでいますよ。そして、お客さんもきていて賑わってますね」
日生の魚市場、五味の市です。平日にもかかわらず、県の内外から多くの人が訪れていました。
(神戸から来た人)
「いつもよりは小さいと思ったけど、あってよかった。スーパーで買うのとは全然違うので」
(五味の市 奥橋稚子さん)
「小さい割には味がしっかりしていて、バーベキューしてくれた人は『おいしいおいしい』と帰ってくれて、家族に土産をたくさん買ってくれました」
先月末からは、カキ不足で販売を休止していた名物のかきめしも復活しました。お昼時のバーベキューも大盛況。
私もカキの生産者、川崎春輝さんに焼いてもらい、いただくことに。
──身が大きいですね。
(生産者 川崎春輝さん)
「本当によくここまで大きくなってくれましたね。もうほっとしてます」
──いい香りがします。うまみが口のなかに広がって幸せです。
「ありがとうございます」
苦しい時期を経て、徐々に回復しつつあるカキの水揚げ量。地域のカキを味わうことが、生産者の後押しにもなりそうです。
