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予選の合間に行われるスノーボードの検査で、ボードから使用が禁止されているフッ素成分が検出され、無念の失格となったスノーボード・パラレル大回転の斯波正樹選手。

山形では、競技の行方を母が見守っていました。

斯波正樹選手の母・郁子さんは失格がわかった直後、「ご苦労。ご苦労であったと。お帰りなさい頑張ったねと伝えたい」と息子のことを思いやりました。

そして競技に向き合い、戦う息子に親心を見せました。

「(今後)何を判断しようが何を決断しようが、とことんやれ、本人が向かう方向をバックアップするぞという気持ちです」

■母校では200人が声援を送っていた

今月6日に開幕したミラノ・コルティナオリンピック™。きのうはスノーボード男子パラレル大回転に山形市出身の斯波正樹選手が出場しました。39歳で掴んだ2大会ぶり2回目の大舞台は、思わぬ展開になりました。

日本時間のきのう行われたスノーボード・男子パラレル大回転。予選では、赤と青のコースを一回ずつ、計2回滑り、合計タイムを競います。平昌オリンピック以来2回目のオリンピックの滑走を応援しようと、母校・山形南高校では在校生やOBらおよそ200人が集まりイタリアへエールを送りました。

中には斯波選手の母、郁子さんの姿も。

斯波正樹選手の母・郁子さん「(こんなに沢山の方が集まってくれてほんとに心から感謝申し上げます)素敵にはじけてくれという願いです」

■斯波選手の結果は?

山形市出身の斯波正樹選手は予選11組目に登場しました。予選1回目、スタートを完璧に合わせた斯波選手ですが、第二旗門でバランスを崩すと並走する選手から徐々に差を広げられます。最後までスピードに乗り切ることができず44秒68でフィニッシュします。

しかし、このあと驚きの出来事が。

■ワックスのフッ素成分検出で「失格」

2本目の滑りに期待がかかりますが、ここでアクシデントが起きます。

スノーボード・男子パラレル大回転 日本代表 斯波正樹 選手「(ボード)板からフッ素。ワックスのフッ素の成分が出てしまったということで失格になりました」

1回目の滑走後の検査で、ボードから使用が禁止されているフッ素成分が検出され、斯波選手は2本目を滑れずに無念の失格に。

スノーボード・男子パラレル大回転 日本代表 斯波正樹 選手「自分はまず(ボード)板に触ってないですし、ワックスもスタッフに任せているので。同じワックスを塗った選手はフッ素が出ていない。なんで今このタイミングでっていう…ちょっと気持ちの整理がついていない状態です」

斯波選手は日本時間のきょうSNSを更新し、「この経験があってよかった。そう言える日が来ると、信じています」とコメントしていますが、何があったのかが解明されるかは不透明です。