『エルピス―希望、あるいは災い―』©カンテレ

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 長澤まさみが主演を務めたドラマ『エルピス―希望、あるいは災い―』(カンテレ・フジテレビ系)のTVerでの無料配信が2月9日よりスタートした。

参考:『エルピス』大根仁監督ロングインタビュー 画期的な撮影から長澤まさみとの再タッグまで

 2022年に放送された本作は、テレビ局を舞台にした社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男の死刑が確定した10代女性連続殺害事件の冤罪疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。

 実在する事件に着想を得た“冤罪”という重厚な題材を扱いながら、リアリティに富んだコミカルな会話劇とスリリングな展開で話題を呼んだ本作。冤罪報道を巡るメディアと国家権力の関係を描き出し、主演の長澤をはじめ、眞栄田郷敦、鈴木亮平らキャスト陣の熱演も高く評価された。脚本は渡辺あや、演出は大根仁らが担当した。

 タイトルの「エルピス(Elpis)」とは、古代ギリシャ神話で「パンドラの箱(壺)」に唯一残されていたとされるもの。「良きことの予測=希望」「悪しきことや災いの予測=予兆・予見」とも訳される言葉だ。真相に迫る過程で登場人物たちは希望を見出すが、同時に自身や周囲、組織に痛みや破綻といった災いも降りかかる。パンドラの箱を開けた彼らを待つのは希望か、災いか。

(文=リアルサウンド編集部)