KNB北日本放送

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来月3日は節分です。
節分に恵方巻を食べるのは、いまやすっかり定着しました。
物価高の中、今年はどんな恵方巻が並んでいるのでしょうか。
物価高ならではの工夫を、高橋記者が取材しました。

今年の恵方は「南南東」で、節分の日に南南東を向いて無言で食べると幸運を呼ぶとされています。

高橋光璃記者
「節分といえば恵方巻。縁起物の恵方巻にも物価高騰の影響が出ています」

大和富山店のデパ地下にあるこちらの店。
こだわりの海鮮をふんだんに使った恵方巻ですが、使われている食材は軒並み値上がりしているといいます。

海宝丸 中島由晃店長
「ノリの値段とかマグロ、イクラ、生魚の値段も上がってきている。(ノリは)去年から2倍近く上がっている」

帝国データバンクによりますと「コメ」や「ノリ」に加え、サケの不漁による「イクラ」の価格高騰が著しいほか、「タマゴ」も価格上昇が続いています。
このため、一般的な恵方巻の全国の平均価格は去年より11.7%高い、大幅な値上がりとなっています。
この店では極力値上げしないようにしていて、さらに早割として、あすまでに予約した場合、通常価格よりおよそ300円安くするなど客の負担を減らす工夫をしています。

一方、こちらはエビやアナゴなど12種類の具材が贅沢に入った恵方巻が人気の店です。

古市庵 黒田諭侑店長
「恵方巻は丸かぶりする文化があるが、1本が多いというお客様も結構おられるのでハーフサイズを展開しています」

「1本丸かぶり」という慣習よりも、物価高の中、手が届きやすいハーフサイズをおいしく食べきりたいというニーズが広がっています。
また、いろいろな味を試したいという楽しみ方も広がっていて、家族構成やライフスタイルに合わせて選べるよう価格帯も幅広く、バリエーション豊かにそろえています。

黒田店長
「1年に1度の行事なので、節分らしさを楽しんでいただければと思う」

物価高の中でも、値ごろ感と贅沢感の両立を図ろうと、各店舗が工夫を凝らしています。