<心が決めてくれる>『ばけばけ』身請けされたなみとサワの友情に視聴者涙「おトキもおサワもどっちも否定しない1番大人」「どうか幸せに」
高石あかりさん(高ははしごだか)主演・連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK総合/毎週月曜〜土曜8時ほか)。第16週「カワ、ノ、ムコウ。」の第80回が1月23日に放送され、話題を呼んでいます。
天国町の遊郭で働いていた遊女のなみの身請けが決まりました。幸せそうな様子のなみがサワに挨拶に来て…。
*以下第80回のネタバレを含みます。
<第80回あらすじ>
サワ(円井わんさん)は教員資格をとるため白鳥倶楽部で勉強中。
そこに、トキが訪れるがサワはどこかそっけない。
サワの様子が気になるトキだが、山橋(柄本時生さん)や土江(重岡漠さん)、門脇(吉田庸さん)に話しかけられている間に、サワは倶楽部を出ていってしまう。
追いかけるトキ。サワは戻ってきてトキと言葉を交わすが…。

(『ばけばけ』/(c)NHK)
サワのもとを訪れたなみ。なみは遊女の姿ではなかったため、サワは最初誰かわからない様子だった。身請けの話を受け入れなみは、福間とともに挨拶に来たのだ。
「怖かったけど、今も怖いけれど、ここを出たら何かいいことあるかもなあって」と話すなみに、サワは「おめでとうございます」と告げる。
「あとはおサワちゃんだけだね」と話すなみ。なみは「待っちょれ、川の向こう〜」と両手を広げて叫んだ。
トキも同じように叫んでいたと話すなみに、サワは「覚えちょりません」と冷たい。サワも出る時に同じようにやるように、となみが言うとサワは「嫌ですよ、私は」とつぶやく。
そんなサワをなみは抱きしめ、「無理に出んでもええと思うよ。その時が来たら心が決めてくれるけん」と言って、明るく去っていった。
居留守を使われて
その頃、錦織(吉沢亮さん)は知事(佐野史郎さん)から自分の後任の英語教師の名前を知らされる。それは、東京で一緒だった庄田だった。複雑な表情の錦織。
一方、白鳥倶楽部には庄田が挨拶をして回っていた。
庄田はサワにも自己紹介をして――。

(『ばけばけ』/(c)NHK)
天国長屋のサワの家を訪れるトキ。しかし、でてきたのはサワの母親。「サワは今日は遅くなるみたい」と説明する。しかし、家の奥にはサワがいた。トキの視界には隠れているサワの足の先が見えてしまい、居留守がわかってしまう。「応援しちょる」と伝えてほしいと言って、去るトキ。
長屋の子どもたちに見つかり、一緒にスキップをするもトキの足取りは重く――。
<視聴者の声>
身請けされて天国町を出て行ったなみ。トキのこともサワのことも常に気にかけている姉御肌。つらい境遇にも負けない、明るくたくましい女性です。
「福間様がとにかく『いい人』オーラしか発してなくて、白粉落として寄り添うおなみさんはもう『哀しい』人ではなくなっていた。よかった」「おサワちゃんに対する友情のハグ。 どうかお幸せに」
サワに挨拶に来たなみは、「(天国町から)無理に出なくてもいい」と優しく告げました。なみ自身は身請けされて川の向こうに行くことになりましたが、「誰の力も借りずに出たい」というサワの思いを否定しない優しさがありました。
「子供の頃からここを出る事を誰よりも願っていたおなみはおトキもおサワもどっちも否定しない、3人の中で1番大人」「サワちゃんとおナミさんのやりとりが美しすぎて… 」
など、なみの思いやりに心を動かされた人も目立ちました。
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朝ドラ通算113作目となる『ばけばけ』は、明治時代の松江を舞台に、怪奇文学作品集『怪談』で知られる小泉八雲の妻、セツをモデルにした物語。ヒロインの松野トキ役を高石あかりさん、夫で八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルにしたレフカダ・ヘブン役をトミー・バストウさんが演じ、怪談を愛する夫婦の何気ない日常を描きます。
トキの父・司之介を岡部たかしさん、母・フミを池脇千鶴さん、トキの祖父 ・松野勘右衛門を小日向文世さん、ヘブンをサポートする錦織友一を吉沢 亮さんが演じます。
脚本はふじきみつ彦さんが担当。主題歌は、ハンバート ハンバートの『笑ったり転んだり』。ドラマの語り手で、トキとヘブンの日常を見守る蛇と蛙の声を、阿佐ヶ谷姉妹の渡辺江里子さんと木村美穂さんが担当しています。
