ベッツ、40歳での「引退」を告白 米番組内で打ち明けた家族愛と理想の花道「終わりに近づくにつれ、気持ちは辛くなる」

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何よりも家族を想って、キャリアを見据えたベッツ(C)Getty Images

 やがて訪れる“その時”は決めている。

 ドジャースのムーキー・ベッツは、現地時間1月16日に配信となった米番組「What Drives You With John Cena Season2」に出演。元WWEの人気レスラーであるジョン・シナ氏とドライブをしながら繰り広げたトークの中で、現行契約が満了となる2032年シーズンをもって引退する意向を明かした。

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 現在33歳のベッツは、2014年にレッドソックスでメジャーデビュー。20年2月に電撃的なトレードでドジャースに移籍。7月に2032年まで12年間総額3億6500万ドル(当時約390億5500万円)で契約延長していた。

 言わずと知れた球界屈指のスーパースターは、軽妙なトークの中で「引退」の二文字をハッキリと語った。昨年12月にプロレス人生に幕を下ろしたシナ氏からキャリアについて問われたベッツは、「今の契約が終わる時には、僕も40歳になるから。もちろん引退する」と切り出し、持論を展開した。

「その時に娘は14歳、息子は10歳になる。僕の両親はいつも僕を傍で支えてくれたから、僕もそうしてあげたいんだ」

 最愛の家族を想っての意向である。無論、まだ6年も先の話であり、理想論にも近い。それでも「終わりに近づくにつれ、気持ちは辛くなるだろう。しばらくの間、野球こそが僕を形作ってきたものだから」と語るベッツは、こうも続けている。

「野球人生はもう20年から30年になる。その間にメジャーのロッカールームに入って、様々な場所に飛行機で飛び回って、多くの人々と関係を築いてきた経験がある。それに代わるものなど、僕にはない」

 2018年にMVPに輝き、昨季までにシルバースラッガー賞を7度も獲得。ゴールドグラブ賞も6度受賞している名手は、「理想的」な形で野球人生を終えられるだろうか。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]