AirPodsを使ったライブ翻訳、海外旅行で使うのが待ちきれなくなった
これが無料で使えるって、シンプルにありがたい。
iOS 26.1でついに日本語にも対応したAirPodsのライブ翻訳。AirPodsを着けて話すだけで、通訳のような役割を果たしてくれる魔法のような機能ですが、ここ最近のアップデートの中でも特に気になっていたため実際に試してみました。
AirPodsのライブ翻訳が使える対象モデルと設定方法
AirPodsを使った日本語対応のライブ翻訳を利用するには、iOS 26.1以降のソフトウェアをインストールしたApple Intelligence対応のiPhoneとアクティブノイズキャンセリング搭載AirPods 4、AirPods Pro 2またはAirPods Pro 3が必要になります。
iPhoneとAirPodsを接続したら、『設定』アプリ→Bluetooth→接続済みAirPodsの横に表示されるiボタンをタップ、その後翻訳(ベータ版)の言語をタップ。すると、ライブ翻訳対応言語が一覧で表示されます。使用する前には自分が話す言語と相手が話す言語、つまり最低でも2つの言語をダウンロードしておく必要があります(『翻訳』アプリからもダウンロードできます)。
AirPodsを使ったライブ翻訳、主に海外旅行先で役立ちそうと感じました。駅員さんに乗車する電車について尋ねたり、レストランで店員さんに料理について質問したいときにも活躍してくれそうですが、海外旅行先で必ず発生する1対1のやり取りといえば、ホテルのチェックイン(チェックアウト)が挙げられますよね。
自分が喋れない言語でのやり取りは不安になりますが、そんなときにAirPodsのライブ翻訳が助けになるのか気になるところ。
iPhoneに表示される翻訳画面を一緒に見ながら会話を進めるのがポイント
AirPodsを使ったライブ翻訳を開始するには、AirPodsを装着した状態で左右のステムを同時に長押し、もしくは『翻訳』アプリ→ライブ→翻訳を開始をタップします。
ちなみにライブ翻訳がオンになると、AirPodsのノイズキャンセリングもオンになります。周りのノイズをシャットアウトしてくれるので、より一段と会話に集中しやすくなります。
旅行者役の筆者が話す言語は日本語で、AirPods Pro 2を耳に装着した状態でチェックインに臨みます。一方、アメリカ英語を話すフロントスタッフ役の編集部員には、『翻訳』アプリにリアルタイムで表示される翻訳内容を見ながら会話してもらいました。
AirPodsはもちろん、iPhoneのスピーカーからも翻訳内容の音声が流れるのですが、iPhoneに表示される翻訳画面を一緒に見ながら会話を進めることで、相手が何を伝えようとしているのかがより把握しやすくなると感じました。
試しに朝食の時間について日本語で尋ねてみたところ、英語に翻訳された内容はきちんと相手に伝わり、数秒後には日本語で「朝食は毎日午前7時から10時まで、2階のラウンジで提供されます。」との回答が。
違和感のない自然な日本語で、知りたかった情報をピンポイントに聞き出すことができました。
AirPodsのライブ翻訳を利用している間は特にiPhoneの画面に触れる必要はないのですが、(今回の場合だと)英語→日本語→英語→日本語とお互い交互に喋る必要がありました。また、言葉に詰まって「あー」や「えー」というと、その言葉も拾われて翻訳されてしまうことがあったため注意が必要かと。
ライブ翻訳を利用している間はAirPodsとiPhone両方のマイクがオンになるため、AirPodsを着けていない人が話すときは、できるだけiPhoneの近くに寄って話すと、よりしっかりと声を拾ってくれるようになります。
朝食の時間に加えて、身分証明書の提示に必要な書類やWi-Fiパスワードが書かれている場所はしっかりと聞き出すことができました。しかし「もし可能であれば、静かな部屋に変えてもらうことはできますか?」と尋ねたところ、最初の回答では「現在、15日にコーナールームをご利用いただけます。」と返ってきました。どうやら"the 15th floor"が15階ではなく、15th=日付として認識されてしまい、理解できない文章として訳されてしまったようです。
しかし改めて聞いてみたところ、今度はきちんと「はい、15階の角部屋です。」との回答が返ってきました。翻訳された文章が不自然だったり、内容が理解ができないときは、もう1度同じ質問を聞いたり、言い方を変えてみることで伝わる可能性が高くなることを学びました。
今回のやり取り終了後、フロントスタッフ役を演じてもらった編集部員にライブ翻訳の感想を聞いたところ、略語が認識されていないことがあったとのことでした(例:Rec=Reccomendation)。また、約3分間ほどの今回のやり取りで、固有名詞と略語を含まなかった場合では、9割ほど相手の発言内容を理解できたとのこと。これがより長いやり取りになると、7割〜8割ぐらいになるんじゃないかなと。
完璧ではないけれど、AirPodsのライブ翻訳は十分使えるレベルだと感じた
AirPodsのライブ翻訳を今回試してみて感じたメリットやデメリットをまとめてみました。
メリット
・追加料金を払うことなく、無料で使えるのが強い。
・誰でも直感的に使えるのが素晴らしい。対応モデルのiPhoneとAirPodsがあればすぐに使える手軽さが好き。
・翻訳および文字起こしの精度はかなり高いと感じた。これなら海外旅行でも十分活躍が期待できる。
デメリット
・Apple Intelligence対応のiPhoneとライブ翻訳対応のAirPodsが必須。
・各言語のデータ容量がそこそこデカい。(日本語:約700MB、英語(アメリカ):約1.6GB)
・話す→翻訳された文章を見る作業を何度も繰り返す必要があるため、会話の時間が長くなる。
Apple Intelligenceそのものがまだベータ版であるということも含めて、Appleのライブ翻訳機能はまだまだ伸びしろがあるように感じましたが、それでも海外旅行では心強い味方になると個人的には思いました。言葉の壁を乗り越えて、異国の人と交流しやすくなることで、旅行がもっと快適に楽しくなるんじゃないかと。
海外旅行でAirPodsを使ったライブ翻訳を使うのがめちゃくちゃ楽しみになったため、次に訪れる旅行の行き先選びは、ライブ翻訳対応言語の国にしようと決めました。
Source: Apple
