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1月2日・3日に行われる箱根駅伝の区間エントリーが、あす(29日)発表されます。岡山市出身で青山学院大学の4年生、黒田朝日選手もメンバー入りしています。

【画像を見る】新潟合宿の黒田朝日選手に密着!/弟・然選手(青学2年)と妹の詩歌ちゃん

今季も、学生長距離界屈指の活躍を見せるエースに、青学の合宿などで単独インタビュー。さらには、原晋監督に強さの秘密を聞きました。

(実況)
「青山学院大学の黒田が並んで、一気にかわしていきました」

今年10月の出雲駅伝では、アンカー区間で区間賞。さらには…

(実況)
「タスキを受け取った段階では1分45秒の差がありましたが、今その差がゼロになりました」
「これが黒田朝日、エースの力」

「天才」とも称される学生トップランナー

先月の全日本大学駅伝では、区間新記録を樹立。レースで絶対に外さない”天才”とも称される学生トップランナーです。

(青山学院大学4年 陸上競技部主将 黒田朝日選手)
「長距離陸上界といえばで、名前が挙がるような選手になれたらいいな」

(青山学院大学 原 晋  監督)
「将来、日本記録を出せるのでは」

午前5時過ぎ。朝練のため、黒田朝日選手がやってきました。

9月に新潟県で行われた駅伝の強豪・青山学院大学陸上部の合宿です。朝から長距離を走ると…

「バスケしようぜ」

青山学院大学 新潟合宿に密着してみると...

午後からは、体育館で補強トレーニング。夕方には、また練習と箱根駅伝3連覇に向けハードな1日を送っています。

(記者)
「黒田選手の撮影がしたくて、岡山から新潟まで…ありがとうございます」

(青山学院大学4年 陸上競技部主将 黒田朝日選手)
「こちらこそ」

学生新記録を樹立した2月のフルマラソン挑戦をきっかけに、走力がさらにアップ。夏合宿でも、過去一番の距離を踏み、今年は最もいい状態だと明るい表情をみせます。

(青山学院大学4年 陸上競技部主将 黒田朝日選手)
「スタミナがついているな。なんとなくもつな」

(記者)
「42.195キロを経験したら箱根の20キロは短い?」

(黒田朝日選手)
「短くはないですけど(笑)余裕度は出てくる」

強豪大学も黒田朝日選手を警戒「何区?」

学生三大駅伝では、出場8回中なんと5回が区間賞。箱根駅伝は、2年生のときに花の2区で区間賞。3年生で区間記録を上回った猛者です。

強豪大学の監督たちも気になるのは、黒田選手の動向です。

(司会者)
「聞きたいことは?」

(駒澤大学陸上競技部 藤田敦史監督)
「黒田朝日は何区?これ一択でしょう」

(中央大学陸上競技部 藤原正和監督)
「5区(山登り)じゃないかな?朝日が登るんじゃないかな?」

(青山学院大学 原晋監督)
「エースは2区でしょう?」

本人は、今年も2区を希望。区間新記録も視野に入れています。

(青山学院大学4年 陸上競技部主将 黒田朝日選手)
「ラストイヤーなんで、最後本当に全力で100%のパフォーマンスを発揮したい、ちょっぴり期待して見てくれたら」

原 晋監督語る 黒田朝日選手「強さの秘密」とは?

取材中、ひとつだけ気になることが…。

サッカーユニフォームを着ています。

(青山学院大学4年 陸上競技部主将 黒田朝日選手)
「部屋着です。普通に着心地がいいんで、部屋着になっています」

普段はマイペース。しかし、走ると見せる圧倒的な強さ。

(黒田選手)
「岡山から…遠かったでしょ」

その強さの秘密とは…。

(青山学院大学 原 晋 監督)
「自分の能力を、ゴールから逆算して組み立てる力。今の力を100%出すために、ペース配分をこうあるべきだ、というのを常にシミュレーションしている」

「身体能力が高い選手が、努力の天才をもってして、マネジメント能力に長けたこの3本柱を兼ね備えているのが…いや黒田は、そんなに練習はしないなあ。2本柱を持っているかな」

弟・黒田然選手(青学2年)も兄・朝日選手を応援

黒田選手は、4人兄弟の長男。弟の然選手も青学の陸上部です。

2年生になった今季は、関東インカレの10000メートルで5位入賞。夏にけがをした影響もあり今回の箱根はメンバーから外れましたが、今後の主力として期待されています。

(青山学院大学2年 黒田然選手)
「走れなかったんで、1年目は『これ本当に強くなるのかな』みたいなと考えている時期はあった。でも、記録も出て来年は駅伝にも絡めるんじゃないかな」

実は、然選手、こんな特技が。

(黒田朝日選手)
「簡単ですごいやつ!」

けん玉です。技に挑戦していると集中力が高まるのだとか…。

「技名スイーツスペシャルです」

(黒田朝日選手)
「すごいと思います」

来春は実業団・GMOに所属へ「世界を目指す」

朝日選手は、春からは実業団・GMOに所属します。箱根ですべてを出し切ったあと見すえるのはマラソンでの世界の舞台です。

(黒田朝日選手)
「箱根駅伝優勝を目指していますし、(春から所属する)GMOインターネットグループの理念は『常にNо.1を目指す』。レースひとつひとつ1番を獲る、という意識で世界を目指してやっていきたい」

(記者)
「世界Nо.1…」

(黒田朝日選手)
「世界Nо.1はどうでしょうね(笑)まずは日本Nо.1からかな」