Photo: 小野寺しんいち

なんなんだろうこのワクワク感。かけただけでテンション上がる。

目の前に文字情報を表示してくれる未来のメガネ、出ました。

Photo: 小野寺しんいち

しかも、表示する文字の色は、緑です(なんだかこれが重要な気がする…!)

実用性追求型スマートグラス、StarV Air2

Photo: 小野寺しんいち

「StarV Air2」は、中国の電子機器メーカー、MEIZU(メイズー)が手掛けるスマートグラスです。

スマートグラスといえば、XREALみたいなガッツリコンテンツを楽しむためのものから、Ray-Ban Metaのような日常をサクッとサポートしてくれるものまで、いよいよ多様なデバイスが出てきた、今ホットなガジェットカテゴリ。その中でもStarV Air2は、とにかく実用性に振ったスマートグラスです。

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この度「GIZMART」に登場したので、どんなガジェットか、レビューしていきたいと思います。

シンプルで上品な見た目。44gの軽さと鼻パッドで装着の違和感なし

Photo: 小野寺しんいち

正面は、ザ・スマートグラス感はなく、普通のメガネと変わらない見た目。シック & シンプルで上品です。

テンプル部分はテクノロジーを詰め込んだ厚めの仕上がり。光の加減によってはグラスの中央に四角いディスプレイが見えるのですが、ここに情報を表示してくれます。

Photo: 小野寺しんいち

単体使用はできないので、スマホと連携して使いましょう。ただ、セットアップは超簡単です。スマホに「MYVU AR」アプリを落として起動したら、双方を同期するだけ。一瞬で使えるようになりました。

Photo: 小野寺しんいち

かけてみると、サイドには若干の分厚さを感じるものの、44gと軽いので違和感はありません。鼻パッドのおかげで、しっかり固定できるのもいい点です。街中で歩きながら使ってみましたが、ズレたり重さが気になることもありませんでした。

浮かび上がる緑のUI。ちょっと下目の表示がポイント

Photo: 小野寺しんいち
写真に撮るのは難しいですが、かけると肉眼にくっきり表示されている

そして、目の前には緑色で形作られたUIが立ち現れます。実際の景色にオーバーレイして、浮かび上がってくるようなイメージです。

視界のちょっと下に表示されるのがいいところ。視線と被らず、日常生活を邪魔しません(表示位置は調整可能)。電源ボタンを押せばすぐに表示のオンオフを切り替えられるので、基本かけっぱなしでも支障なく使えそうです。

Photo: 小野寺しんいち

気になるのが、ちゃんと文字は読めるの? ご心配なく、緑色のおかげで、かなりくっきりしっかり表示されます。輝度は2000ニトと高いので、明るい野外でも視認性良好でした。

目の前の人に画面が見えてしまうこともありません。UIの一部が見える角度もあるのは確かですが、そのためにはよっぽど覗き込まないといけません。

ボタンで簡単操作。AIアシスタントもすぐ呼び出せる

Photo: 小野寺しんいち

メニュー画面には、音楽、翻訳、音声文字起こし、プロンプターなどが並びます。操作は、テンプル下部のボタンとダイヤルから。最近はリングなどの別機器から操作するスマートグラスもありますが、やっぱり単体で操作が完結するのは楽ですね。

ダイヤルを回して選択項目を移動し、押し込むことで選択、2回押しで戻る。うん、ナイスな直感性。ホームボタンを長押しするか、音声で「Hey Aicy(ヘイ、アイシー)」と呼びかければ、AIアシスタントを起動できます。あとは、音声でそのまま質問すればOKです。音声と文字で答えてくれます。

AIって、すぐ呼び出せるかは結構重要ですよね。スマホ開いて、アプリ開いて、文字打ち込んで…。やっぱり手間です。その点、ボタンひとつ、かけ声一つですぐに呼び出せるのは、AIをさらに身近にしてくれます。

Photo: 小野寺しんいち

2回押しで録音開始。後でAI要約も

簡単なボタン操作で一瞬で起動できる機能は他にもあります。

この話、聞き逃せない! そんな瞬間が来たら、電源ボタンをダブル押し! 録音を開始してくれます。

Photo: 小野寺しんいち

録音データはMYVU ARのアプリから後ほど文字起こし可能。さらに、AIを用いた要約やTo-Doリストの抽出なんかもできちゃうのです。

Photo: 小野寺しんいち

舞い込んでくるたくさんの情報をしっかりとキャプチャし、整理してアーカイブできる。ライターの自分のように、日々多くの情報と触れる人間には、かなり助かる機能です。

理解できない外国語が、日本語になって目の前に

また、通訳機能はかなり実用的だと感じました。想像してみてください。外国語話者を前に、その人の言葉が目の前に翻訳されて表示される。まさにそれが現実になりました。

Photo: 小野寺しんいち
会話通訳中のMYVU ARの画面

たとえば、スマホと連携して使えば、相手の言葉を日本語でグラス上に表示し、自分の言葉を相手の言語に翻訳してスマホ上に表示するなんてこともできます。異なる言語同士のリアルタイムコミュニケーションが実現してしまうんです。

外国語の映画を見ながら、グラス上に日本語字幕をつけるなんて使い方もできました。

文字と音声。必要な場面で必要な支援を

Photo: 小野寺しんいち
ナビゲーション中の画面

その他にも、通知を読み上げ&表示してくれたり、音楽を聴けたり、プロンプター機能で人に見られずカンペを自分の目の前だけに出したり、目的地までのルートを示してくれたりもします。

文字と音声、双方で支援してくれるのがStarV Air2の肝。翻訳のように文字ベースによる支援が有効な時もあれば、AIアシスタントのように音声と文字で瞬時にサポートしてくれるのが便利な時もあります。

どちらか一方ではなく、タスクに応じて使い分けてくれる。実用性を加味して、よく作られていると感じます。

もちろん、AIや翻訳の精度が完璧! とまでは言い難い部分があります。こうしたソフトウェア関連は、現在も改善に取り組んでいるそうです。

バッテリー、半日使えます

Photo: 小野寺しんいち

バッテリー性能にも触れておきましょう。こうしたデバイス、途中で切れたら存在価値がなくなってしまいますから…。StarV Air2のバッテリー容量は204 mAh。半日ほどは使えて、類似製品にしては持つ部類。

充電はUSB-Cで簡単にできるので、切れてもモバイルチャージャーですぐ充電可能です。

どこのメガネ屋さんでも作れる、度入りレンズ

Photo: ギズモード・ジャパン

ちなみに、目が悪い人はどうしたらいいのって話ですが、度入りレンズを外付けできるんです。カチャっと鼻あての上に被せる感じ。そしてそのレンズ、基本的にどこのメガネ屋さんでも作れます。居住地関係なくレンズを作れるのはありがたい。

Photo: 小野寺しんいち

世の中、なんかすごいけど、結局使うイメージ湧かない。そんなプロダクトやサービスって多いですよね。でもStarV Air2には、これなら使えそう、そう思える機能がしっかりと実装されていました。

かけるだけで、気分はハイスペ。だけど、ちゃんと生活を便利に。一度は体験してほしい、未来を先取るアイテムです。

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