マドゥエケでは不安すぎる? アーセナルファンが獲得を望まない理由がデータに「左サイドでは……」
チェルシーのイングランド代表FWノニ・マドゥエケのアーセナル移籍が決定的となっている。移籍市場に詳しいジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏がおなじみの「Here we go!」を出し、クラブ間交渉も最終段階の模様。移籍金5200万ポンドの5年契約だと伝えられている。
しかし、『METRO』によればアーセナルファンはこの獲得を望んでいないという。その理由はデータに表れていると同紙は報じた。
『Transfermarkt』によれば、チェルシーだけでなくオランダのPSV、そしてオランダでの様々なユースチームでの出場を含め、マドゥエケの左サイドからの貢献は合計で1ゴール2アシストにとどまっているという。また昨季の結果を見ると、マドゥエケはペナルティエリア内に63本のクロスを送り込んでおり、右サイドからは11本が成功しているが、左サイドからゴール前に届いたクロスは1本もなかった。
アーセナルのチーム構成をみると、どちらかと言えば補強が必要なのは左サイドだ。右にはブカヨ・サカというチームの顔がおり、昨季はバックアッパーとして若いイーサン・ヌワネリが台頭して負傷のサカの穴を埋めた。一方、左はガブリエウ・マルティネッリとレアンドロ・トロサールとなるが、マルティネッリは昨季プレミアリーグで8ゴール4アシストと二桁ゴールに届いておらず、15ゴールを記録した22-23シーズンの勢いはやや影をひそめつつある。トロサールは信頼できるアタッカーだが、移籍が噂されているところだ。
ファンが望んでいたのはマルティネッリとトロサールを超えるような爆発力だったのだろう。だからこそレアル・マドリードのロドリゴ待望論は過熱したのだし、マドゥエケでマルティネッリを超えることができるのかは確かに不安なところだ。
選手層が厚みを増すのは間違いないが、データを見る限り適切な補強なのかは疑わしくもあるようだ。アーセナルファンからは獲得反対の署名運動まで起きたというが、マドゥエケは前評判を覆すことができるか。
