出産を機に仕事をやめた人たちのなかには、「子育てが落ち着いたらまた働きたい」と考えている人も少なくないのではないでしょうか。暮らしや生き方のヒントをYouTube「60歳からの幸せライフ」で発信しているライフさんもそのひとり。ライフさんは60代からスタートした自身の動画作成に、収益以上の満足度を得ている、と言います。その理由を教えてもらいました。

節約は苦手ですが、決まった額に収めるのは得意

結婚してすぐ、夫に「家計簿つけないの?」と言われてつけ始めた家計簿。私の母は家計簿をつけない人だったから、言われて初めて、「あ、つけるんだ」と。

つけ方はまったくの自己流で、枠線のないノートに、食費、ガソリン代など10個ほど費目を書き、ざっくり支出額を記入。月末に締めたら、エクセルの家計簿に入力して、年末の決算に備えます。

「家計を赤字にしない」が、結婚当初からのテーマだったんです。今月は食費がオーバー気味だなと思ったらほかの費目で調整して、必ず予算内に収まるように。性格は大ざっぱですが、家計のやりくりはけっこう得意なんですよ。

YouTubeの収益は小さくても「幸せ」をくれる

「ユーチューバーって儲かるんでしょ?」

私がYouTubeをやっていると話すと、よく聞かれるのがこの質問です。私もYouTubeを始める前は、そう思っていました。

実際はというと、私の場合、チャンネルを開設して1年半ほどたった頃から収益が出るようになりましたが、多いときでも「ちょっとおしゃれな店で数回食事を楽しめるくらいの額」、といったところでしょうか。

動画づくりにかけている時間を考えたら、ものすご~くコスパは悪いと思います。もし私が、「YouTubeの収益で生計を立てるぞ!」と思っていたらやめていたんじゃないかな。

だけど私は、この金額でも大満足なんです。なぜなら、私にとっては自分の手でお金が稼げること自体がうれしいこと。ずっと夢見ていたことなんです。

●ずっと自分の手で収入を得たかった

出産を機に仕事をやめて以来、私はお金を稼ぐこととは無縁の生活を送っていました。子育てに専念する生活はとても充実していました。けれど心の片隅に、いつか自分の手で収入を得たいという思いも、ずっともち続けていたんです。

その夢がまさかこんな形で実現するとは。人生っておもしろいものですね。

以前なら、高いからとあきらめていた少し高級なお菓子を買ったり、家族と食事に行ったり。お金の使い道はそんなプチ贅沢をするくらいだけど、自分の稼いだお金でなにかを買うたびに、喜びを感じています。

YouTubeの収益は少ないけれど、私に大きな幸せをくれる存在。動画作成の励みにもなっています。