ドゥエ&クヴァラがスーパーゴール! PSGがヴィラに3発逆転、2年連続CLの4強入りへ前進

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 チャンピオンズリーグ(CL)・準々決勝ファーストレグが9日に行われ、パリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とアストン・ヴィラ(イングランド)が対戦した。

 欧州最高の戦いも、いよいよ準々決勝がスタートした。同ステージの2日目となる9日には、クラブが長らく切望し続けてきたタイトルに挑むPSGが、本拠地『パルク・デ・プランス』に、42シーズンぶりにCLを戦うアストン・ヴィラを迎える。

 ホームチームのPSGは既にリーグ・アン4連覇を決めており、良い感触を持って欧州最高峰の戦いに臨むことができる。今季のCLでは、リーグフェーズ第5節終了時点で1勝1分3敗とスタートダッシュに失敗したものの、ここからザルツブルク(オーストリア)、マンチェスター・シティ(イングランド)、シュトゥットガルト(ドイツ)に3連勝。リーグフェーズを15位で終えると、決勝トーナメントプレーオフでは、スタッド・ブレスト(フランス)との同国対決で10−0と完勝。ラウンド16では、リーグフェーズを首位通過したリヴァプール(イングランド)と対戦し、PK戦にまでもつれ込む激闘の末に勝利を掴み取った。

 対するアストン・ヴィラは、現在プレミアリーグで7位につけており、来季のCL出場権を争っている。CLではリーグフェーズで5勝1分2敗と好成績を残し、8位に入ってラウンド16へストレートイン。そのラウンド16ではクラブ・ブルッヘ(ベルギー)を2戦合計6−1で破り、8強入りを決めた。

 キックオフ前には両チームのスターティングメンバーが発表。PSGはキャプテンのマルキーニョスが出場停止の影響で不在のため、センターバックはウィリアム・パチョとルーカス・ベラウドのコンビ。アクラフ・ハキミ、ヴィティーニャ、ウスマン・デンベレらの主力が先発に名を連ねる。一方で、アストン・ヴィラもユーリ・ティーレマンス、マーカス・ラッシュフォード、モーガン・ロジャーズらの主力がスタメン入り。古巣対戦となるマルコ・アセンシオ、膝に不安のあるオリー・ワトキンスらがベンチから出番を待つ。

 そんな両者によるゲームでは、序盤からPSGがボールを保持。各選手がポジションを入れ替えながら、流動的な攻撃を見せていく。一方で、アストン・ヴィラはブロックを組んでバイタルエリアを封鎖。中央への侵入を許さず、PSGの攻撃陣の狙いを遮断する。

 PSGはミドルシュートも活用してゴールに迫っていき、18分にはハキミが思い切り良く右足を振り抜くも、シュートはGKエミリアーノ・マルティネスの正面。23分にはボックス右の深い位置まで侵入したデンベレがマイナスへ落とし、ヴィティーニャが右足でミドルシュートを放ったが、ここはわずかに枠の外。

 アストン・ヴィラは守備面では手応えを得られている一方、カウンターへ転じるシーンは限られていたが、35分には“ワンチャンス”をモノにしてみせる。自陣右サイド高い位置でヌーノ・メンデスからボールを奪ったジョン・マッギンが、敵陣まで持ち運んで左サイドへ展開すると、ボールを受けたラッシュフォードは、背後への動きを見せたティーレマンスを見逃さない。ボックス左に入ったティーレマンスがダイレクトで折り返すと、ファーサイドでフリーになったロジャーズが押し込み、アウェイチームが均衡を破った。

 ホームで先手を取られたPSGだったが、直後の38分にはビッグチャンスを構築。右サイドからドリブルで掻い潜ったデンベレからの折り返しを、ドゥエがダイレクトで狙うも、逆を突かれたなかでGKマルティネスが間一髪で掻き出す。PSGとしては同点のチャンスを逃したかに思えたが、このプレーで獲得した右コーナーキックをショートで繋ぎ、左サイドまでボールを持っていくと、大外で待っていたドゥエがカットインを開始。対峙したロジャーズを振り切って右足を振り抜くと、狙い澄ました一撃はクロスバーに当たってゴールに吸い込まれ、PSGが試合を振り出しに戻した。