映画『山田くんとLv999の恋をする』ティザービジュアル(C)ましろ/COMICSMART INC.  (C)2025『山田くんと Lv999 の恋をする』製作委員会

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 シリーズ累計550万部を突破したマンガ『山田くんとLv999の恋をする』が実写映画化することが決定し、HiHi Jetsの作間龍斗と元乃木坂46の山下美月がW主演を務めることが発表された。公開は来年3月28日で、2人はともに本作が映画初主演となる。

【特報映像】キャラが現実に飛び出したよう!本編初公開の予告編

 原作は、マンガアプリ「GANMA!」(コミックスマート)にて連載中の同名作品。これまで『呪術廻戦』や『SPY×FAMILY』など社会現象となった作品の数々が受賞している「第6回 みんなが選ぶTSUTAYAコミック大賞」の大賞を受賞したほか、「第13回ananマンガ大賞」で大賞、「ピッコマAWARD2024」マンガ部門受賞、めちゃコミック「第3回 みんなの推し恋愛マンガ大賞」で大賞、書店員賞、キャラクター賞<少し離れて眺めていたい王子様部門>の3部門を受賞したラブコメディーマンガ。2023年にはテレビアニメ化もされている。

 彼氏に振られたばかりの大学生・茜(山下)がネトゲで出会ったのは、超塩対応の高校生プロゲーマー・山田(作間)。しかし、無愛想で冷たいやつだと思っていた山田は実は“最強ギャップ男子”だった。いつもは超塩なのに、ふとしたときに垣間見える山田の無自覚な優しさに少しずつ惹かれていく茜。だが、相手は“恋愛に興味ゼロ”なのに“とにかくモテまくる”難攻不落の強敵。第一印象最悪から始まった史上最高恋愛難易度の山田との恋は、はたして攻略できるのか。

 山田を演じる作間は、ドラマ『コタツがない家』(2023年/NTV)やNHK大河ドラマ『どうする家康』(23年)の豊臣秀頼役で鮮烈な印象を残し話題に。一方の山下はNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(22年)やTBS日曜劇場『下剋上球児』(23年)に出演し注目を集めている。

 監督は、映画『よだかの片想い』(22年)、『恋をするなら二度目が上等』(24年/MBS ・TBS系)など多くの恋愛作品を手掛け、最近ではNetflixで『恋愛バトルロワイヤル』(24年)が世界配信スタートした安川有果氏。脚本には映画『キャラクター』(21年)、ドラマ『明日、私は誰かのカノジョ』(22年/MBS・TBS系)など幅広いジャンルで活躍する川原杏奈氏が担当する。

 映画化発表と同時に、ティザービジュアル&特報も解禁された。10月中旬にクランクアップしたばかりで本編映像初公開となる特報では、彼氏に振られ号泣する茜が、ネトゲで高校生プロゲーマーの山田と出会う。「興味ないすね、恋愛とか」と最初は超塩対応の山田だが、ケガをした茜に絆創膏を貼ったり、酔っぱらった茜をおんぶしたり、ふと無自覚で優しい一面が垣間見えると、ラストには「実は…またお姉さんに会いたいと思ってたんです」という山田の甘いセリフのギャップにキュンとする映像になっている。

■山田秋斗役:作間龍斗 コメント
山田秋斗役を演じます、作間龍斗です。この作品は連載が始まった頃から好きでした。この作品がアニメ化され、その放送が終わり寂しさでいっぱいだった時に実写化のお話を頂きました。まさか自分にこんなお話が来るとは思わず、いまだに実感が湧いておりません。未熟ながら、大好きな山田という役を大切に考えながら精一杯演じました。三次元というまた違った面白さが加わり、元より原作を好きな方にも、初めて目にする方にも楽しんでもらえる作品だと思います。僕自身もいちファンとしてこの作品の実写化が楽しみです!ぜひ劇場へお越しください!

■木之下茜役:山下美月 コメント
あの“山田くん”の世界に飛び込めるワクワク感とともに、大人気マンガの実写化というプレッシャーも感じていたのですが、原作のましろ先生ともお話しをさせていただき、山田くんファンの皆さまにも心から楽しんでいただける作品を創りたいと撮影に臨みました。ラブコメ映画は初挑戦でしたが、文化祭のシーンでは、これがラブコメディか!と(笑)。ギルドメンバーの掛け合いも面白くて、アドリブに思わず笑ってしまうこともあり、日々笑顔があふれる楽しい撮影でした。山田と茜のもどかしくもかわいらしい距離感、登場人物のキャラクター、そしてゲームを通してつながっていく絆、恋愛だけではない温かいストーリーが本作の魅力だと思います。原作ファンの方も、ゲーム好きな方も、いろんな方に楽しんでいただける内容になっていますので、ぜひ映画館へ足を運んでいただけたら幸いです!

■原作:ましろ氏 コメント
この度、『山田くんとLv999の恋をする』を映画化していただくこととなりました。関わってくださった制作陣の方、そして支えてくださったファンの方に感謝しています。お話をいただいたときは実感が湧かなかったのですが、今になってじわじわと感じ始めています!原作を踏襲しながらも、映画ならではの楽しみ方ができる作品になると思います。私もとても楽しみにしています!ぜひ山田くんファンの方も楽しみにしてくださるとうれしいです!

■監督:安川有果氏 コメント
タイトルを言うと「知ってる!」「大好き!」と皆が口をそろえる、多くの方に愛されている大ヒットマンガを映画化することに緊張はありましたが、私自身原作のキャラクターたちが大好きなので、その想いを胸に走り抜くぞと心に決めて臨みました。上品な色気と繊細な表現で山田をこれ以上ない形で体現してくれた作間さん、役への愛の深さと天性のコメディエンヌっぷりで作品を引っ張ってくれた山下さんを筆頭に、心を込めて演じてくれたキャストの皆さん、アイデアを惜しみなく作品に投入してくれたスタッフの皆さんのおかげで、見応えのある映画に仕上がったと感じています。ましろ先生、素敵な原作を映画化させてくださってありがとうございます。…ちなみに、特報の「日本中が山田に恋をする」というキャッチコピーについては、監督としてもめちゃ自信アリです!!山田と茜のLv999の恋を、ぜひ劇場で見届けてください。

■プロデューサー:高木智香氏 コメント
30 を超えて学園ラブコメに等身大でときめくことが難しくなってきた頃、『山田くんとLv999の恋をする』の1巻を読んで久しぶりに本気でときめいて、初めての恋を前にした10代も、すでにいろいろな恋を経てきた20代や30代も、同じ気持ちで一緒にときめくことができる稀有な作品だと思いました。そして同時に、繊細で多様な「やさしさ」が詰まった作品だと思っています。そのやさしさをどうしたら守っていけるか、脚本の川原さんと繰り返し話し、ましろ先生のお力をお借りしながら編んだシナリオに、原作を深く愛し、真摯に役に向き合い繊細に体現してくださった主演のお二人が加わり(撮影中何度も「山田と茜がいる!」と思えたことは一原作ファンとしても心が震える体験でした)、安川監督がときにコミカルに、ときにエモーショナルに、かつとびきりかわいくて(それは俳優の芝居だったり表情だったり、背景の美術だったり)終始目が楽しい映画に仕上げてくださいました。茜と一緒に泣いたり笑ったりして、最後には幸せな気持ちで劇場を後にできる作品になっていると思います。ご期待ください!