【かぼすの保存】なるほど!果汁だけ冷凍する方法もあるのね♪カットしても丸ごとでも1か月キープ!
管理栄養士のともゆみです。わが家では、かぼすはいつも1/2個分使います。で、残りはラップをして冷蔵庫に入れたまま忘れ去られ、使えなくなってしまうこともしばしば…。ニチレイフーズのホームページ内にある「ほほえみごはん」では、かぼすを冷凍保存すると使い勝手がいいですよ、と紹介されていました。お、そうかー、と思い、冷凍してみることに。使い勝手や味を確かめてみようと思います。
【栗の冷凍保存】何と3か月も長持ち!凍らせると皮むきも超簡単♪「栗ご飯」にすると…栗がしっとり♡
冷凍食品でおなじみのニチレイフーズはホームページ内に「ほほえみごはん」という食サイトを運営しています。食材の保存の仕方や簡単に作れるレシピなどが掲載されています。最近ではレシピ本も出版され、人気サイトとなっています。
今回は、かぼすの正しい保存の仕方とさまざまな使い道について学んでみたいと思います。すぐに使うなら冷蔵保存でいいそうです。長期保存なら冷凍で。まずは冷蔵保存の仕方を、その後冷凍保存をやってみたいと思います。
「かぼすの冷蔵保存」(2週間程度保存可能)
常温で保存すると黄色くなって風味が飛びやすいので、冷蔵保存がおすすめです。それでも、日が経つにつれて風味が落ちていくので2週間以内を目安に食べ切りましょう。
【冷蔵方法】
かぼすはキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れます。冷蔵庫の野菜室で保存します。
乾燥を防いで保存するのがポイントですね。次に冷凍保存です。
「かぼすの冷凍保存①(カットしてから冷凍)」(1か月程度保存可能)
カットしてから冷凍するので、少量ずつ使えて便利です。わが家の場合、半分使って残った半分をこの方法で保存ですね。
【冷凍方法】
1. かぼすを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。横半分に切ります。
2. ラップを敷きます。かぼすの切り口を下にして置き、ラップにぴったりくっつくように包みます。わが家では1回に使う量が半分なので、1回分ずつ取り出せるよう、まとめて包まず個別にラップに包みました。
3. 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じます。冷凍庫へ入れて保存します。
【解凍方法/使い方】
冷凍したかぼすを使う分だけ取り出します。ラップで包んだまま、1/2カット1切れ分につき500Wの電子レンジで30秒加熱して解凍します。2切れ分は40秒加熱します。自然解凍をする場合は、室温で40分程度置いておきます。そのまま搾って焼き魚や鍋に使ったり、好みの大きさにカットして天ぷらや唐揚げに添えたりします。
1/2カット1切れを500Wの電子レンジで30秒加熱しました。加熱時間が短いかなと思いましたが、ちゃんと解凍されてやわらかくなりました。味はフレッシュなものと変わりないですね。そしてフレッシュなものより、ずっとたくさん果汁を絞れます。
「かぼすの冷凍②(丸ごと冷凍)」(2か月程度保存可能)
長期保存したい場合には、丸ごと冷凍が便利です。丸ごと冷凍した場合は2か月程度保存できます。丸ごと冷凍したかぼすは、凍ったまま皮をすりおろしたり、解凍して皮ごと料理に使ったりもできます。
【冷凍方法】
1. かぼすは洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2. 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じます。冷凍庫へ入れて保存します。
【解凍方法/使い方】
皮をすりおろして皮と実を別々に使う場合
1. 凍ったまま皮をすりおろして、料理の風味付けに使うことができます。
すりおろした皮は、苦みが強く爽やかです。大人の味ですね。
2. 皮をすりおろしたかぼすは、ラップをせずに1個につき500Wの電子レンジで1分30秒加熱し、解凍します。または、室温で70分程度自然解凍で。半分に切ってから果汁を搾って料理に使います。
カットして使う場合
半解凍で使用します。凍ったかぼすを耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをして1個につき500Wの電子レンジで1分加熱します。または、冷蔵庫で4時間程度置きます。好みの大きさにカットして料理に使います。
スモークサーモンとお湯で戻した乾燥わかめをオリーブオイル、塩少々で味付けしたものにかぼすのいちょう切りを入れ、混ぜ合わせました(分量は全て適量です)。サーモンの濃厚な旨味と爽やかなかぼすがよく合います。皮ごとなので苦みもあり、いいアクセントになりますね。かぼすを全解凍にすると、やわらかすぎて薄くは切れないし、果肉が潰れて切りにくいですが、半解凍にすることで適度に硬く薄く切ることができました。半解凍よりももう少し硬めの30秒くらいの加熱にするとより切りやすいかなと思いました。
「かぼすの冷凍③(果汁にして冷凍)」(1か月程度保存可能)
自家製ポン酢じょうゆなどにする場合は、あらかじめ果汁を搾ってから冷凍する方法も便利です。搾った果汁は製氷皿に入れ、フタをして冷凍します。果汁が凍ったら、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
果汁は15mlあたり室温で15分ほど置いておくと、自然解凍されるので、そのまま自家製ポン酢じょうゆの材料や鍋のつけだれとして使ったりできます。凍ったまま炭酸水などに入れてもおいしいです。
一度冷凍したかぼすを絞ったのですが、フレッシュなかぼすを絞るより、一度凍らせてから絞る方がずっとたくさん絞れました。
かぼすについて
かぼすは大分県の特産品でゆずやすだちとともに国内生産量の多い酸味の強い柑橘類です。魚料理との相性がよく、焼き魚に添えられることが多いです。熟すと黄色くなりますが、青い方が香りが強いとされています。ビタミンCとクエン酸を多く含み、抗酸化作用や疲労回復作用があります。肉や魚などに絞ることで、食材に含まれる鉄の吸収を高めてくれます。
いつも余ってしまっていたかぼすは、冷凍することで残りの分も無駄なく簡単に食べられることを知りました。今後は残った分はいつもこの方法で保存したいと思います。また、冷凍すると果汁がたくさん絞れることを発見しました。皮をすりおろしたり、果汁にしたりといろいろな使い方も知れてかぼすの使い道が増えました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版
【栗の冷凍保存】何と3か月も長持ち!凍らせると皮むきも超簡単♪「栗ご飯」にすると…栗がしっとり♡
冷凍食品でおなじみのニチレイフーズはホームページ内に「ほほえみごはん」という食サイトを運営しています。食材の保存の仕方や簡単に作れるレシピなどが掲載されています。最近ではレシピ本も出版され、人気サイトとなっています。
今回は、かぼすの正しい保存の仕方とさまざまな使い道について学んでみたいと思います。すぐに使うなら冷蔵保存でいいそうです。長期保存なら冷凍で。まずは冷蔵保存の仕方を、その後冷凍保存をやってみたいと思います。
「かぼすの冷蔵保存」(2週間程度保存可能)
常温で保存すると黄色くなって風味が飛びやすいので、冷蔵保存がおすすめです。それでも、日が経つにつれて風味が落ちていくので2週間以内を目安に食べ切りましょう。
【冷蔵方法】
かぼすはキッチンペーパーで包み、ポリ袋に入れます。冷蔵庫の野菜室で保存します。
乾燥を防いで保存するのがポイントですね。次に冷凍保存です。
「かぼすの冷凍保存①(カットしてから冷凍)」(1か月程度保存可能)
カットしてから冷凍するので、少量ずつ使えて便利です。わが家の場合、半分使って残った半分をこの方法で保存ですね。
【冷凍方法】
1. かぼすを洗い、キッチンペーパーで水気を拭き取ります。横半分に切ります。
2. ラップを敷きます。かぼすの切り口を下にして置き、ラップにぴったりくっつくように包みます。わが家では1回に使う量が半分なので、1回分ずつ取り出せるよう、まとめて包まず個別にラップに包みました。
3. 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じます。冷凍庫へ入れて保存します。
【解凍方法/使い方】
冷凍したかぼすを使う分だけ取り出します。ラップで包んだまま、1/2カット1切れ分につき500Wの電子レンジで30秒加熱して解凍します。2切れ分は40秒加熱します。自然解凍をする場合は、室温で40分程度置いておきます。そのまま搾って焼き魚や鍋に使ったり、好みの大きさにカットして天ぷらや唐揚げに添えたりします。
1/2カット1切れを500Wの電子レンジで30秒加熱しました。加熱時間が短いかなと思いましたが、ちゃんと解凍されてやわらかくなりました。味はフレッシュなものと変わりないですね。そしてフレッシュなものより、ずっとたくさん果汁を絞れます。
「かぼすの冷凍②(丸ごと冷凍)」(2か月程度保存可能)
長期保存したい場合には、丸ごと冷凍が便利です。丸ごと冷凍した場合は2か月程度保存できます。丸ごと冷凍したかぼすは、凍ったまま皮をすりおろしたり、解凍して皮ごと料理に使ったりもできます。
【冷凍方法】
1. かぼすは洗ってキッチンペーパーで水気を拭き取ります。
2. 冷凍用保存袋に入れ、空気を抜いて袋の口を閉じます。冷凍庫へ入れて保存します。
【解凍方法/使い方】
皮をすりおろして皮と実を別々に使う場合
1. 凍ったまま皮をすりおろして、料理の風味付けに使うことができます。
すりおろした皮は、苦みが強く爽やかです。大人の味ですね。
2. 皮をすりおろしたかぼすは、ラップをせずに1個につき500Wの電子レンジで1分30秒加熱し、解凍します。または、室温で70分程度自然解凍で。半分に切ってから果汁を搾って料理に使います。
カットして使う場合
半解凍で使用します。凍ったかぼすを耐熱皿にのせ、ふんわりとラップをして1個につき500Wの電子レンジで1分加熱します。または、冷蔵庫で4時間程度置きます。好みの大きさにカットして料理に使います。
スモークサーモンとお湯で戻した乾燥わかめをオリーブオイル、塩少々で味付けしたものにかぼすのいちょう切りを入れ、混ぜ合わせました(分量は全て適量です)。サーモンの濃厚な旨味と爽やかなかぼすがよく合います。皮ごとなので苦みもあり、いいアクセントになりますね。かぼすを全解凍にすると、やわらかすぎて薄くは切れないし、果肉が潰れて切りにくいですが、半解凍にすることで適度に硬く薄く切ることができました。半解凍よりももう少し硬めの30秒くらいの加熱にするとより切りやすいかなと思いました。
「かぼすの冷凍③(果汁にして冷凍)」(1か月程度保存可能)
自家製ポン酢じょうゆなどにする場合は、あらかじめ果汁を搾ってから冷凍する方法も便利です。搾った果汁は製氷皿に入れ、フタをして冷凍します。果汁が凍ったら、冷凍用保存袋に入れて冷凍庫で保存します。
果汁は15mlあたり室温で15分ほど置いておくと、自然解凍されるので、そのまま自家製ポン酢じょうゆの材料や鍋のつけだれとして使ったりできます。凍ったまま炭酸水などに入れてもおいしいです。
一度冷凍したかぼすを絞ったのですが、フレッシュなかぼすを絞るより、一度凍らせてから絞る方がずっとたくさん絞れました。
かぼすについて
かぼすは大分県の特産品でゆずやすだちとともに国内生産量の多い酸味の強い柑橘類です。魚料理との相性がよく、焼き魚に添えられることが多いです。熟すと黄色くなりますが、青い方が香りが強いとされています。ビタミンCとクエン酸を多く含み、抗酸化作用や疲労回復作用があります。肉や魚などに絞ることで、食材に含まれる鉄の吸収を高めてくれます。
いつも余ってしまっていたかぼすは、冷凍することで残りの分も無駄なく簡単に食べられることを知りました。今後は残った分はいつもこの方法で保存したいと思います。また、冷凍すると果汁がたくさん絞れることを発見しました。皮をすりおろしたり、果汁にしたりといろいろな使い方も知れてかぼすの使い道が増えました。参考にしてみてくださいね。
参考文献:
からだのための食材大全 監修者 池上文雄 他 NHK出版