「ルート29」第37回東京国際映画祭 舞台挨拶に登壇した綾瀬はるか(C)モデルプレス

写真拡大

【モデルプレス=2024/11/01】女優の綾瀬はるかが1日、都内で開催された映画『ルート29』(11月8日公開)の第37回東京国際映画祭 舞台挨拶に登壇。共演者との交流が明かされた。

【写真】綾瀬はるかが自宅を訪れた共演女優

◆綾瀬はるか、レッドカーペットに緊張


本作は、他者と交わろうとしないひとりぼっちの主人公のり子(綾瀬)が、風変わりな女の子ハル(大沢一菜)とともに歩む旅路を通じて、様々な出会いや、次第に深まっていく2人の絆を描く。第37回東京国際映画祭【ガラ・セレクション】部門に正式招待されている本作からは、大沢、そして森井勇佑監督も出席していた。

映画祭のオープニングでレッドカーペットを歩いた感想を問われた綾瀬は「緊張しました。お客さんや来てくださるマスコミの方々の距離がすごく近かったので、そういう緊張感もあったり、活気もすごくて。これは本当に映画のお祭りなんだなって感じました」とコメントした。

◆綾瀬はるか、共演の子役宅に招待される


以前に、綾瀬を家に招待したいと話していたことに関して、大沢は「この前、実現しました」と喜びの報告。綾瀬は「すぐ一菜ちゃんが日程を、いつがいいですかっていう風に言ってくれて。すごい楽しかったです。一緒にババ抜きしたり。お母さんの手料理をいただいて、すごく楽しかったです」と頬を緩めて、大沢は「(母は)けっこう喜んでました」と笑顔で明かしていた。

綾瀬との共演でどんな学びがあったか問われると、大沢は「のり子はセリフがなくても目で気持ちを表現するのが、すごくいいなと思ったので、自分もできるようになりたいなって思いました」と綾瀬に影響を受けた様子。現場で芝居について話したか問われた綾瀬は「まったくしていないんですね。一菜ちゃんと最初に対面でお芝居したときに、一菜ちゃんの目力にすごくびっくりして、吸い込まれそうになりました」と明かしていた。

◆綾瀬はるか、撮影中の思い出


演じたのり子については「積極的に人とコミュニケーションをとらないというか。どこにも属さない」「マイペースという風にも言えるかもしれない、そういうすごく自分のある人だなと思っています」と分析。同世代である森監督とのタッグについては「監督ってちょっと自分よりも上の方が多かったので、勝手に親近感と言いますか(笑)。一緒に作っているっていう感覚だったり、話していても感覚的に共感する部分が多かったりして。同い年なんだなって思うだけで、すごく安心感がありました」と話していた。

撮影中の印象的な出来事を聞かれると綾瀬は「けっこう台本の順番通りに撮っていったので、本当に国道29号線を渡りながら通っていって。一菜ちゃん演じるハルと、のり子の距離感と同じように、私自身も一菜ちゃんと撮影が進むにつれて仲良くなっていったりしたところが、役にも通じていたりしているかなと思いますね」と回想。また「森とかがすごく多くて、たくさん道にカエルが歩いていたり。歩いているっていうか、いたり(笑)。いろんな昆虫もたくさんいて、それを一緒に取ったりして、そういうところでどんどん仲良くなっていきました」と懐かしんでいた。(modelpress編集部)

【Not Sponsored 記事】