大栄翔(左)と稽古する霧島

写真拡大

 「大相撲九州場所」(10日初日、福岡国際センター)

 関脇霧島(音羽山)が10月31日、九州場所連覇と大関復帰への意欲をみなぎらせた。福岡県志免町の時津風部屋へ2日連続で出稽古。関脇大栄翔、小結正代らと19番とって15勝とまずまずの動きを見せた。「去年は優勝しているし、ここでいい稽古をたくさんやっていたおかげかなと思って」と好印象を踏襲。「まずは優勝っていう気持ちで」と目標を掲げた。

 関脇に転落した名古屋場所から8、12勝。今場所13勝以上で大関昇進目安とされる3場所合計33勝に達する。「もちろん、そういう考えもある」と返り咲きへの思いを明かし「まずは自分のやることをやっていきたい」と話した。