ヤンキースOB・松井秀喜氏(C)Getty Images

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ヤンキースOBで2009年のワールドシリーズで日本人初の最優秀選手(MVP)を受賞した松井秀喜氏が、第5戦の始球式に登場。
本拠地ファンらがスタンディングオーベーションで迎えると、松井は笑顔で手を振りつつマウンドへ。軽く放ったボールはノーバウンドで力強くキャッチャーミットに収まり、大歓声を浴びた。

■ヤ軍打線、3回までに3本塁打と爆発


ヤンキースのジャージを羽織った松井は、ドジャースとの本拠地最終戦前の始球式に登場。力の乗ったボールを投げると本拠地ファンからは大歓声が上がった。
松井は2009年、13打数8安打、打率.615、3本塁打、8打点と驚異的な成績で、日本選手初のワールドシリーズ最優秀選手賞(MVP)に輝いた。また、09年当時はDH制がなく、敵地で行われた第3戦~第5戦までは代打出場。数少ない打数で勝負強さが光った。
松井はヤンキース時代、ポストシーズンでは56試合に出場し打率.312、10本塁打、39打点をマーク。レジェンドが1勝3敗と後がないチームを鼓舞したかたちだ。
ヤンキースの球団公式Xは「ヒデキ・マツイのセレモニー始球式 ありがとう、ゴジラ」と写真付きで投稿。MLB公式Xも「ゴジラが本拠地にいる!」と始球式の動画を投稿。「2009年の活躍を振り返る」とのコメントと共に本塁打シーンの動画もアップし本拠地での始球式を喜んだ。
ドジャースとの試合は3回裏終了時、初回裏にアーロン・ジャッジ外野手の先制2ラン、直後のジャズ・チザム内野手の2者連続本塁打、3回裏にジャンカルロ・スタントン外野手のプレーオフ7号などが飛び出し序盤で5点を先取。5ー0とリードしている。