先制2ランを放ったヤンキースのアーロン・ジャッジ【写真：ロイター】

写真拡大

ワールドシリーズ第5戦の初回に先制2ランに「3番・中堅」で先発

【MLB】ヤンキース ー ドジャース（日本時間31日・ニューヨーク）

　ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は30日（日本時間31日）、本拠地で行われたドジャースとのワールドシリーズ第5戦に「3番・中堅」で先発出場。初回の第1打席で先制2ランを放った。不調を振り払う一撃に「ついに目覚めた」「ハマったらジャッジはヤバい」とファンも驚きを隠せない。

　大砲がワールドシリーズで初のアーチを架けた。初回、1死一塁で第1打席を迎えると、右腕ジャック・フラハティの甘く入った初球93.7マイル（約150.7キロ）の直球を一振り。打球速度108.9マイル（約175.2キロ）、飛距離403フィート（約122.8ｍ）の2ランを右翼席へ叩き込んだ。本拠地はMVPコールで主砲を称えた。

　ジャッジここまでの今季ポストシーズン成績は13試合で打率.152（46打数7安打）、2本塁打、7打点、20三振と大不振だった。しかし、前日第4戦では適時打をマークし、復調の気配も漂わせていた。

　ついに目覚めた“最強打者”にファンも興奮とどよめきが広がっている。「きたあああああああ」「最強打者、降臨」「さすがジャッジ」「完全に復調」と称える声や、「ドジャースこれマズいって……」「怖い打線が起きちゃいました」「流れ変わったな」と、ドジャースファンからは落胆するファンもいた。（Full-Count編集部）