今シーズン限りで現役を引退を表明するサッカーのJ2ザスパ群馬に所属する元日本代表MF・細貝萌選手の引退セレモニーが開かれました。

場引退セレモニーは27日のホーム最終戦後に開かれ、チームメイトや多くのサポーターに見守られながら細貝選手があいさつしました。

「サッカー選手を始めた時から群馬でスパイクを脱ぐためにやってきた。20年間ほんとうにありがとうございました」(細貝選手)

細貝選手は前橋市出身の38歳。前橋育英高校を卒業後、Jリーグや海外リーグでプレーし日本代表でも活躍しました。2021年9月からザスパに在籍。今月23日に今シーズン限りでの引退を表明していました。セレモニーでは細貝選手の家族や高校時代の恩師・山田耕介監督などから花束が贈られたほか、チームメイトによって胴上げされました。その後細貝選手は、背番号33のボードを掲げるゴール裏のサポーターに感謝を伝えました。

会場に響きわたる細貝選手の応援歌。集まったサポーターはチームの大黒柱だった細貝選手の引退を惜しんでいました。細貝選手は来月3日の大分戦、10日のいわき戦のアウェイゲーム2試合を最後に、スパイクを脱ぎます。