エナジックスポーツが九州大会でベスト4進出 ※写真はイメージです(Asphalt_STANKOVICH/stock.adobe.com)

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 「秋季高校野球九州大会・準々決勝、エナジックスポーツ9−2壱岐」(28日、別大興産スタジアム)

 エナジックスポーツが壱岐を七回コールドの9−2で破り、ベスト4進出を決めた。今年7月に開催されたセンバツ運営委員会では、来春の九州地区の一般選考枠は4校と決定しており、春夏通じて初の甲子園出場が有力になった。

 エナジックスポーツ高等学院は2022年に開校したばかりで、日本ハムがキャンプを張る沖縄県名護市に学校がある。学校名の通り、野球とゴルフに特化したスポーツ学校で、野球部は創部3年目ながら今春の沖縄大会で優勝し、夏の沖縄大会では惜しくも決勝で興南に敗れたが、先日のドラフト会議では龍山暖捕手(18)が西武に6位指名された。

 新チームとなった秋季沖縄大会でも順調に勝ち進み、決勝で沖縄尚学に敗れたが、九州大会1回戦では強豪の神村学園に2−1で競り勝つなど、着実に実力をつけてきている。