約150万円! スズキが新型「ストリートファイター」発表! 復活の漆黒モデル!? 「GSX-S1000」 何が変わった?

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ピュアスポーツのDNAを継ぐGSX-S1000

 スズキは2024年10月20日、「GSX-S1000」のカラーを変更し2024年10月25日に発売すると発表しました。

スズキ GSX-S1000 特徴的なフロントフェイス

 ストリートファイターに分類されるGSX-S1000は、フルカウルまたはセパレートハンドルのスポーツバイクからカウルを取り外し、バーハンドルに換装したタイプのバイク。

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 同社のスーパーバイク「GSX-R1000(K5)」をベースに車体とエンジンをストリート向けにチューニングしたモデルです。

 2015年に初代が登場し、2021年に現行モデルである2代目が登場しました。

 現行モデルは、先代の扱いやすさ・高いスポーツ性能を継承しつつ、アグレッシブかつ前衛的なデザインを採用。

 縦型2灯式に配列された斬新なヘキサゴンLEDヘッドランプが特徴的です。

 カウルは必要最低限に削られ、フロントフェイスからエッジの効いたラインが大型のタンクへと続くコントラストが、美しく筋肉質なマシンのディティールを作り上げています。

 軽量ダイヤモンドフレームの採用などにより、小型で軽量な車体に仕上げられ、街中やワインディングロードで高揚感のある加速を楽しめるマシンに仕上がりました。

 また、アップハンドルによって前傾の少ない乗車姿勢を実現し、ニュートラルなハンドリングを実現。

 そんなGSX-S1000に、今回のマイナーチェンジでは、カラー変更の他にも5インチTFTカラー液晶ディスプレイが搭載されました。

 すっきりとした直感的なレイアウトが採用されており、ライダーに必要な情報が視認しやすくなっています。

 エンジンは、レース車であったGSX-R1000のDNAを継承する998ccの水冷4気筒4ストロークDOHCエンジンを搭載し、最高出力は150馬力、最大トルクは、105N・mとなっています。

 レースで幾度となく勝利したノウハウと、MotoGPで培ったテクノロジーがフィードバックされたGSX-R1000のエンジンをストリート用にチューニングしており、高回転域の出力特性を保ったまま力強い低中速トルクを発揮する出力特性にチューニングされています。

 走行性能では、エンジン出力を変更できるスズキドライブモードセレクター、5段階設定のトラクションコントロール、クイックシフターなどが装備されています。

 タイヤは、ダンロップ SPORTMAX Roadsport 2ラジアルタイヤを採用し、さらに内部構造を専用設計。優れたグリップ力と安定性、軽快なハンドリング性能を発揮します。

 カラーリングは、新色の「マットソードシルバーメタリック」と「グラススパークルブラック」「トリトンブルーメタリック」の3色。

 とくに「グラススパークルブラック」は2023年モデルで好評を得ていたカラーリングで、今回のマイナーチェンジで復活した形になります。

 新しいGSX-S1000の車両価格(税込み)は、150万7000円となっています。