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 第50回衆院選の投票が27日、行われ、即日開票された。自民党の派閥裏金事件をめぐり、「政治とカネ」が最大の争点となった今回の選挙。自民、公明両党の与党が定数465議席の過半数(233)を確保できるかが注目となっている。

 自民党の選対委員長を務める小泉進次郎氏はこの日、フジテレビ系選挙特番「Live選挙サンデー超速報SP」(後7・58)に中継で生出演し、この日投開票された第50回衆院選の結果について「責任を取る」と述べた。

 番組の調査では、自公過半数割れ、自民党単独では200議席を割るとの予想。閣僚経験者を始め、多くの実力派議員の選挙区での敗北が伝えられている。

 こうした状況について問われた小泉氏は、厳しい表情のまま「ご指摘があった通りの厳しい有権者の審判が下る、その見立てが強い中で、どのような結果であっても、自民党の選対委員長である私はその責任を取ることが役割だと思っています」と述べた。

 MCのフリーアナウンサー宮根誠司からは「責任を一定程度、取るということですか?」と確認されると、「私が選対委員長ですから、いかなる結果であろうとも選挙の責任は私が取る」と、辞任の可能性にも言及した。

 また、裏金問題で自民党を非公認になった候補側へ2000万円が支給されたことについては「選対委員長の決裁案件ではありません」と述べた。