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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(70)が27日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。24日のドラフト会議で4球団競合の末に関大・金丸夢斗投手(21)の交渉権を獲得した中日・井上一樹新監督(53)について語った。

 阪神・藤川新監督、巨人・阿部監督、DeNA・三浦監督が苦笑いを浮かべる中で見事“当たり”を引いた井上新監督は、左腕を大きく突き上げる大ガッツポーズで喜びを表現。「脱臼しましたよ(笑い)。思いっきり…(見た瞬間)頭真っ白になりました。今までで多分、一番大きなガッツポーズでした」などと興奮気味に語った。

 井上新監督は、落合氏が中日監督だった時の選手だった“教え子”。その喜びようをVTRで確認し笑顔を見せた落合氏は「黙々と練習するタイプでした」と当時を振り返った。そして「選手会長もやっててね、選手をうまくまとめるっていうことは長けてると思います。だから新監督になって、どういう野球やるかはこれからなんですけども。中日一球団だけじゃなくてね、阪神でもコーチやってるっていう。これが結構いい方向に出るんだろうと思いますけどね」と期待した。

 すると共演者の元DeNA監督で巨人OB会長・中畑清氏(70)から「オチ、あのリアクション見てどう?あんなリアクションするタイプじゃなかったんじゃない」との質問が。落合氏が「いや、そういうタイプですよ、あれ。喜怒哀楽を表にしっかり出すタイプなんでね。若手をうまいこと持ち上げながらやるっていうことはできると思います」と明かすと、中畑氏は意外そうに「いいねぇ。期待できるね余計に」と驚いていた。