ワールドシリーズ第2戦、4回に雄たけびをあげるドジャースの山本由伸(26日)=Jayne Kamin−Oncea−Imagn Images−USAトゥデー

写真拡大 (全2枚)

 米大リーグのワールドシリーズは26日(日本時間27日)、ロサンゼルスでドジャース(ナ・リーグ)とヤンキース(ア・リーグ)の第2戦が行われ、ドジャースが4−2で勝って対戦成績を2勝として優位に立った。

 三回までに3本塁打の長打攻勢で主導権を握り、ワールドシリーズ初先発の山本由伸が七回途中まで1安打、4三振、2四球、1失点の好投で勝利投手となった。ワールドシリーズで日本人投手がが勝ち星を挙げるのは、2007年のレッドソックス・松坂大輔以来。八回まで1安打のヤンキースは最終回に集中打で追い上げたがドジャースのリリーフ陣が反撃をしのいだ。

 1番指名打者で出場した大谷翔平は3打数ノーヒット。第4打席に四球で出塁した後、二塁盗塁を失敗した際に、負傷するアクシデントがあった。左肩を痛めたとみられる。

 ワールドシリーズでの日本人投手の先発登板は、2007年の松坂、17年のダルビッシュ有(ドジャース、現所属はパドレス)に次いで3人目となった。第3戦は28日(日本時間29日)にニューヨークで行われる。(デジタル編集部)