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23日のiPad mini発売にも間に合わなかったApple Intelligence。

26日には英語圏でいよいよ利用がスタートしますが、Apple公式サイトでPRされている4つの主なAI機能のうち、この日解禁になるのは通知サマリだけ。残り3つは12〜3月に持ち越しとなります。競合のGoogle、OpenAI、Metaに水をあけられた感は否めません。

そう感じているのは外野のわれわれだけではないようです。

Bloombergが仕入れたAppleの内部調査においても「OpenAIのChatGPT のほうがAppleのSiriより25%精度が高く、30%多くの質問に回答する」ことがわかっているのだとか。これらのことから社内には「Appleの生成AI技術は業界最先端の各社に2年以上の後れをとっている」と悲観する向きもあるのだといいます。

Apple Intelligenceで売れると思いきや。iPhone 16受注数は3四半期で約1000万台のマイナス
@mingchikuo / x

AppleのAI参入に対する投資家筋の期待感は高いのですが、AIを前面に出した新型iPhone 16も売れ行きは今ひとつです。Appleアナリストのミンチー・クオ氏も「2024年第4四半期から2025年第1四半期のiPhone 16シリーズ受注高は約1000万台予想を下回った」と報告しています。

特に日本は、Apple Intelligenceの日本語対応が「2025年以降」とあって、あまり追い風にはなっていません。12月には廉価版iPhone SE4の製造開始が控えていますし、こちらは12月から2025年第1四半期の4か月で約860万台製造となる予定。インフレ吹き荒れる中、安めのiPhoneを見てからでも遅くないと感じていると思ってる層も多そうです。

28日のiOS 18.1リリースで本格稼働のAI。どれぐらい巻き返せるかに注目ですね。

Sources: Bloomberg, @mingchikuo

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