Image: Tesla

テスラ株のアップダウンは続くよ。

先日の決算発表でテスラは四半期利益が前年比17.3%も爆増し、テスラ株は21.92%も上がりまくっています。

Image: Yahoo! Finance

10月10日に自動運転タクシーの進捗状況について発表があったんですが、名前(Cybercab=サイバーキャブ)とデザインイメージ、予定価格(3万ドル=約450万円])だけの薄っぺらい内容。製造開始は2026〜27年までずれこむことがわかって、翌11日のテスラ株は8.8%も下がって、逆にUber株は10.8%上がって史上最高値をつけ、Lyft株も9.6%増加。明暗を分ける一幕もありました。

Image: Bing

今回テスラが発表した自動運転タクシーは次の2種類です。

・Cyberbab:2人乗り乗用車。ライドシェア用

・RoboVan :20人乗りバン。配送用にも使える

このうち CyberCabは「UberやLyftの代わりに使えるロボタクシー」らしいのですが、発表ではUberやLyftに対抗するライドシェアアプリについては明らかにされていません。自社で開発するのか、既存のライドシェア運営会社と提携するのかも不明。

独自開発のアプリでサービスを展開中のWaymoには、いつのまにか大きく水を空けられています。

ライドシェア組も自動運転タクシーに積極的

ライドシェア陣営も自動運転タクシーには大きな関心を示しており、脅威と捉えるだけじゃなく、積極的に攻めてもいます。UberはGoogle(グーグル)系列の自動運転車メーカーWaymo(ウェイモ)と提携していますし、LyftはMotionalと提携中で、もう実際にアプリで自動運転タクシーを予約できる地域もあります(Lyft-Motionalはラスベガス、Uber-Waymoはフェニックスを皮切りに来年はアトランタ、オースティンにも拡大予定)。

先日Uber CEOはインタビューで「将来的にはNYの空港と街をロボタクに巡回させて片道9ドルとかで移動できるようにしたい」と言っていましたし、ものすごい勢いで変化が訪れています。

てっきり四半期決算でめぼしい材料がないから、自動運転タクシーで盛り上げようとしたのかな?と思ってたら、今回は大外れ。テスラ株はほんと読めませんね。

Source: Yahoo! Finance

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