池畑慎之介 ピーコさんを追悼 「ちょっと救いのある言葉を言って帰る、あったかい人でした」
歌手で俳優の池畑慎之介(72)が25日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月〜金曜後5・00)に出演。20日、9月3日に死去していたことが公表された、双子のコンビ「おすぎとピーコ」の兄でファッション評論家のピーコ(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)さんを追悼した。
ピーコさんは9月3日、敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で死去した。79歳。横浜市出身。葬儀は近親者で行った。元マネジャーによると、昨年6月に認知症と診断され、高齢者施設に入所。今年8月中旬に敗血症のため入院すると、寝たきりとなり、そのまま誰にもみとられることなく息を引き取ったという。
シャンソン歌手としても活動していたピーコさん。池畑のショーもよく見に来ていたといい、池畑は「ピーコさんは、なんかいろんなこと言うんだけど、最後に“よかったわよ”って言って帰るのよね。“アンタ、あの時のドレス動きがダメよ!”って言いながら、ちょっとチクチクッて言うんだけど、“今日よかったわ。きれいだったわ”って、ちょっと救いのある言葉を言って帰る、あったかい人でした」と語った。
ピーコさんの言葉には愛があるという。「自分も歌をやってたせいか、そういうことは分かるし。“一応アンタが先輩だから”って言うんですよ。歳はずっと上、もう死にかけてんじゃないかっていつも言ってたんですけどね」と冗談を振り返りつつ、「本当に死んじゃったらダメだよピーコ。本当に早い!早すぎます」としのんだ。