木材とプラスチック、いいとこ取りをした食器
幕張メッセで開催されたデジタルイノベーション総合展｢CEATEC｣で、「kinari」という素敵な食器に出会いました。
これは、パナソニックのブースで展示されていた植物性由来の素材を使った食器。
現時点では、大部分が植物繊維で、つなぎに石油由来の材料を使っていますが、将来的にはつなぎすら植物由来樹脂と生分解樹脂にする予定なんだとか。
ヒノキやスギ、コーヒーといった材料の特性をいかした香り付き製品が作れるそうです。
確かに、ペレットを嗅いだらほんのりと素材の香りがしました。私はヒノキの香りが好きなので思わずそろえたくなっちゃいましたよ。
色染もできるので、従来のプラスチック製品とほぼ同じ性質をもたせた商品としても展開できるみたい。
福知山市の小学校では給食トレーにこの素材が採用されていて、子どもたちに環境の取り組みについて考えてもらうきっかけ作りに一役買っているそうです。
Source: CEATEC
