長嶋一茂氏(写真:つのだよしお/アフロ)

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元プロ野球選手でタレントの長嶋一茂氏(58)が、2024年10月23日放送の「1周回って知らない話SP」(日本テレビ系)にゲスト出演し、自身の「あだ名」にまつわるエピソードを明かした。

「バカなのってキャラなんですか?」

番組では、長嶋氏に聞きづらい質問をいくつかピックアップ。「コメンテーターもやっているけど、バカなのってキャラなんですか?」との質問を本人に直撃した。

長嶋氏は「聞きづらい質問」にも、怒ることなく「僕は自分のことをバカだと思ったことは1度もないです」と冷静に答え、「『バカ息子』と呼ばれたことはありました。しかし、僕はバカだと思ってません」と断言した。

長嶋氏の返答に対して、すぐさまMCを務めたタレントの東野幸治さんが反応。「バカ息子と言われたんじゃなくて、バカ息子と壁に書かれてたんでしょ」と突っ込んだ。

このようなやりとりが交わされ、スタジオが笑いに包まれる中、長嶋氏は「バカ息子」と呼ばれるようになったきっかけに言及した。

長嶋氏によると、それは現役時代のことだという。

「1番最初は、甲子園球場なんだよ」

「1番最初は、甲子園球場なんだよ」と切り出し、次のように説明した。

「俺が野球をやっている時に、売り子さんたちがいるじゃん。ビールとかを売っている。その人たちが結構集まって、打ち合わせみたいのをしているの。今日の試合でどう売るみたいな。聞いたことないから分からないけど。そしたらその中のひとりが、『バカ息子、帰れー』って。甲子園球場で言い出した。そこから始まったの」

そして、「そこからバカ息子」と続けるも、すぐに「そこからじゃない。俺はバカじゃない」と否定した。

長嶋氏は、プロ野球巨人の元監督である長嶋茂雄氏(88)の長男で、元プロ野球選手。立教大学から87年ドラフト会議でヤクルトに1位指名され入団した。93年に金銭トレードで巨人に移籍し、96年シーズンを最後に現役引退した。

プロ9年で通算384試合に出場し、打率.210、18本塁打、82打点。プロ野球引退後は、タレントに転身し、ドラマやバラエティー番組で活躍している。