Photo: Haruki Matsumoto

こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。

プラ素材がバターみたいに切れるって本当でした。

模型製作やハンドクラフトには切断や加工がつきものですが、「もっとラクに作業できたら……」と感じたことはありませんか? アクリルなどの樹脂パーツだと手動工具では骨が折れることも。

そんな時に便利な工具のひとつが超音波カッター。ホビー用では数万円レベルで手に入りますが、今回は3万円台半ばでコスパも良さげな「SLICE CHILL CHILL S1」という製品を試したのでみなさんにもご紹介します。

高周波振動でスルスル切れる

Photo: Haruki Matsumoto

百聞は一見にしかずということで、小手調べの段ボールを切ってみたところ。

一般的なカッターではグッと力を入れ続けて切りますが、「SLICE CHILL CHILL S1」の刃はスーッと刃が勝手に進むような感覚。ペンで線を書くぐらいのスムーズさでした。

たくさん力を入れてカッターで切ると握力が落ちて疲れも出ますが、超音波カッターなら疲れ知らずで作業できますね!

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模型などに使うプラパイプも刃を軽く押し当てるだけでスッと切断。

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挟み切るニッパーと違い切断面もキレイなまま。デザインナイフやノコギリよりも時短かつ手軽に作業できました。

なお、超音波カッターは高速振動による摩擦熱で溶かして切るという性質もあるため、変形が気になる場合は素材に応じた力加減かつできるかぎり短時間で作業しましょう。

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しっかり詰まった樹脂素材もバターのように軽く溶けながらスーッと刃が進んでいきます。

プラモデルやラジコンなどの入り組んだ部分は作業がしにくいことも多いですが、超音波カッターならその手間もほとんどありません。何より、不用意に力をかけて意図しない部分が折れたり変形したりも防げるのがいいですね!

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最後は硬いカーボンプレート。段ボールや樹脂ほど簡単にはいきませんが切断できました。この手の硬い素材は切断より先に欠けたり割れたりすることも多いので、少しずつ削り取るようすればキレイにカットできますよ。

他にも木材やゴム、革などがラクに切れますが金属やガラス、セラミック、岩石等の硬い素材には対応していない点にはご注意ください。

フットスイッチ&パワー調整もOK

Photo: Haruki Matsumoto

改めて「SLICE CHILL CHILL S1」の一式がこちら。家庭用ですがなかなか本格的な佇まいかも。

Photo: Haruki Matsumoto

出力(超音波振動)は最大4万回/秒。動画のように無段階調整できるので、柔らかいあるいは熱に弱い素材には低めの出力といった対応も可能。

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また本製品はフットスイッチ式というのも特長のひとつ。最初は少し慣れが必要かもしれませんが、意図しない動作の低減や手元は作業に集中できるのがメリットです。

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なお、超音波カッターの本領を発揮するにはしっかりと固定することが重要。刃の緩みは故障や怪我の原因にもなるので、作業前には確認やメンテナンスを怠らないようにしましょう!

便利な付属品も

Photo: Haruki Matsumoto

同梱の固定キャップを活用すれば本体に取りやすい角度でホールドOK。

Photo: Haruki Matsumoto

替え刃は12本付属。無くなった場合は市販のアートナイフ替え刃(幅4mm/角度30度)で代用可能とのことでした。

様々な素材をラクラク切断できる家庭用超音波カッター「SLICE CHILL CHILL S1」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーンを実施中。

執筆時点では一般販売予定価格から20%OFFの34,300円(送料・税込)からオーダー可能でした。

性能は本格的ながらも価格はお手頃ですので、模型やクラフト趣味の人はぜひチェックしてみてください!

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Source: machi-ya