元ウルグアイ代表FWのディエゴ・フォルランが来月、プロテニスプレーヤーとしてデビューするという。英『デイリースター』が報じた。

 1979年生まれのフォルランは98年にインディペンデント(アルゼンチン)でプロのキャリアをスタートさせると、その後はマンチェスター・ユナイテッド、ビジャレアルと渡り歩き、07年にアトレティコ・マドリーに加入。2004-05シーズンはビジャレアルで、08-09シーズンはアトレティコでそれぞれ得点王に輝き、主力としてヨーロッパリーグ優勝に貢献した。

 その後はインテル、インテルナシオナルでプレーし、14年にはC大阪に加入。15年の退団後は母国のペニャロールやインド、香港でプレーし、退団後はフリーの状態が続いていたが、19年8月に現役引退を発表した。

 ウルグアイ代表としても112試合36得点を記録した名手だが、サッカー選手ではなく、何とテニス選手としてプロスポーツ界に復帰するようだ。

 来月開催されるウルグアイ・オープンにアルゼンチン人のフェデリコ・コリアとともにダブルスで参戦する模様。大会主催者は「テニスファン、スポーツファンの皆さん! 今年のウルグアイ・オープンでは、ダブルスで見逃せないコンビが登場します」と紹介している。

「アルゼンチンのテニスプレーヤー、フェデリコ・コリアとサッカー元ウルグアイ代表のディエゴ・フォルラン。そう、私たちの背番号10はテニスでも大活躍しているのだ!」

 なお、サッカー選手時代は右利きで、ゴールを量産していたフォルランだが、左利きのテニスプレーヤーになっていると、細かな変化も明かされている。