熱戦が繰り広げられたプロ野球「セ・リーグ」のクライマックスシリーズ。その最優秀選手=MVPに、鹿児島県肝付町出身で、横浜DeNAベイスターズの戸柱恭孝選手が輝きました。

3勝3敗にもつれる接戦となった「セ・リーグ」のクライマックスシリーズファイナルステージ。21日の最終戦はDeNAが制し、7年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。そして、MVPに選ばれたのが…

「最優秀選手に輝いたのは…横浜DeNAベイスターズ、戸柱選手です」

肝付町出身の戸柱恭孝選手(34)です。鹿屋中央高校卒業後、大学・社会人を経てプロ入りした戸柱選手。巨人とのファイナルステージでは、全6試合でスタメンマスクをかぶり、投手陣をけん引したほか、バッティングでも6試合連続ヒットの活躍を見せました。

母校・鹿屋中央高校の山本信也監督は。

(鹿屋中央高校 山本信也監督)「ピッチャーをリードするのが彼の持ち味だと思うので、チームを鼓舞する姿に感動をもらった」

MVP受賞後には、満面の笑みを見せた戸柱選手。普段の様子を聞くと…

(鹿屋中央高校 山本信也監督)「画面上ではポーカーフェイスな厳しい硬い顔をしているが、会うと笑顔のすごくいい人間ですし、人間力の高い男、いい男。このチームの勢いをピッチャーに伝え、なんとかチャンピオンになってほしい」

横浜DeNAベイスターズは、日本シリーズで福岡ソフトバンクホークスと対戦します。