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 日本ハム・伊藤大海投手(27)が22日、9、10月度「大樹生命月間MVP賞」に選出された。自身初受賞だった3、4月度に続く2度目の受賞となり「3、4月も受賞することができて、(今年の)真ん中(の時期)は何をしてたのかなという気持ちはあるけど、うれしく思います」と喜びを語った。

 9、10月は5試合に先発して4勝1敗、防御率1・32に加え、2完封を含む3完投とエースとして大車輪の活躍。チーム6年ぶりとなるクライマックスシリーズ(CS)進出に大きく貢献し「不思議と疲れはなかったですし、後半にそういう投球ができたことは自信にもなりましたし、完投ということは凄くこだわっている。来シーズン以降、こういう投球がまた多くできるような準備をしていきたい」と見据えた。

 今季は自身初のタイトルとなる最多勝と最高勝率の投手2冠を獲得。ただ、ソフトバンクとのCSファイナルSでは第1戦に先発したが、6回途中で10安打4失点で敗れ、チームも日本シリーズを逃した。

 悔しさの残る結果に終わっただけに「ここは落としたくないというゲームを勝てるような投球をしていきたい。まだまだいろんな部分でレベルアップしなきゃいけない」とさらなる成長を誓った。