STVニュース北海道

写真拡大

道は2024年10月16日、厚真町内の農場で死んだ状態で発見されたニワトリの簡易検査を行ったところ、A型インフルエンザの陽性反応が確認されたと発表しました。

道によりますとこの農場では食肉用ニワトリ約1万9000羽を飼育しています。

17日8時半ごろに確定検査の結果が判明しますが、そこで高病原性鳥インフルエンザ陽性と判定されればすべて殺処分されます。

この農場の周辺には半径3キロ以内に2戸約32万羽、10キロ以内に3戸約39万羽を飼育する農場があり、検査結果が陽性だった場合、道は、計約71万羽を対象に移動や搬出の制限措置を行います。

道は17日午前9時から対策本部会議を開催して、防疫計画を決定する予定です。

確定検査で感染が確認されれば、今季全国で初の農場での鳥インフルエンザ発生となります。