キューバ、コロンビアの朝ごはんってどんなもの?【世界の朝ごはんの旅・中南米編】

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世界のいろいろな場所で暮らす人々は、どんな朝ごはんを食べて1日をスタートしているんだろう? 考えるだけでワクワクしますよね。

それではさっそく、世界の朝ごはんを知る旅へ出かけましょう!

今回は中南米編。キューバとコロンビアの朝食をご紹介します。

甘くないバナナチップスが気になる! 南国ならではのキューバの朝食



カリブ海に浮かぶ島国・キューバ。主食は米ですが、朝はパンを食べるのが一般的なんだとか。なかでも、小ぶりの柔らかいパンに、ハム、パプリカなどのペーストや野菜をはさんだ「ボカディート」と呼ばれるサンドイッチをよく食べるそうです。

また、プランテンと呼ばれる緑色の調理用バナナを輪切りにし、つぶして揚げたチップス「トストーネ」も定番です。バナナといえば甘いと思いきや、甘くないんだとか。食べてみた〜い!!

ミントとライムがたっぷり入った「モヒートクリオージョ」は、キューバならではさわやかなドリンク。パパイア、マンゴーなどの「フルーツ」とともにいただきます。南国らしさが満載の朝ごはんですね。

コロンビアの朝は、栄養満点スープ「チャングア」でチャージ!



南米大陸の北西に位置するコロンビア。どんなものを食べているのか、気になりますよね。まず、朝の定番といえば「チャングア」。こちらは、トーストしたパンと卵が入ったスープです。これを飲むだけで、一日のエネルギーをしっかり補給できそうです。

続いて、コロンビアの食生活に欠かせないのが、とうもろこしの粉。「タマル」はとうもろこしの粉で作った生地に、にんじん、じゃがいも、鶏肉、豚肉などを入れ、バナナの葉で包んで蒸したもの。「アレパ」はとうもろこしの粉を練って焼いた平たいパンです。

タマルやアレパには、トマトや玉ねぎ、コリアンダー(パクチー)を煮込んだ、コロンビアを代表するソース「サルアオガオ」をつけていただきます。香りがよくて、食欲がわきそうですね!

朝ごはんを通して各国の食文化を楽しむこの旅、次回はアジア編の予定です。お楽しみに!

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