小売業販売、8月は前年比2.8%増 値上げや買いだめ押し上げ=経産省

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Yoshifumi Takemoto

[東京 30日 ロイター] - 経済産業省が30日に発表した8月の商業動態統計速報によると、小売業販売額(全店ベース)は前年比2.8%増となった。ロイターの事前予測調査では2.3%増が予想されていた。飲食料品の値上げや、土曜日が前年比で1日多かったこと、防災用備蓄などが押し上げた。

業種別の前年比では織物・衣服が11.3%増、その他小売業が6.1%増、機械器具が4.0%増、医薬品・化粧品が2.7%増などだった。

業態別の前年比ではスーパーが5.0%増、コンビニが0.7%増、ドラッグストアが7.4%増、ホームセンターが7.9%増など。防災備蓄用にコメやカップ麺、水、カセットコンロなどの販売が各業態での販売を押し上げた。

家電大型専門店は3.6%増で、スマートフォンの値上げなどが寄与した。

*経産省の発表資料は以下のURLでご覧になれます。

http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/syoudou/index.html

※小売業販売額に関連する過去の記事は[JPRSLS=ECI]をダブルクリックしてご覧下さい。

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