タモリ、コンビニの進化に驚き!誕生から50年「日本人の生活スタイルすべてが変わった」
本日9月27日(金)、『タモリステーション』の最新作「誕生50年…日本を変えたコンビニ」が放送される。
今回のテーマは日本に誕生して半世紀、今や電気・ガス・水道などと並び、我々の暮らしに欠かせない存在となった“コンビニエンスストア”。その歴史、進化、未来を『タモリステーション』ならではの独自取材でひも解いていく。
スタジオゲストには、コンビニでアルバイト経験のある爆笑問題・田中裕二、金曜ナイトドラマ『無能の鷹』主演の菜々緒、消費経済アナリスト・渡辺広明氏らが集結する。
◆“コンビニ50年史”を徹底総括!
1973年にファミリーマート、1974年にセブン-イレブン、1975年にローソンと、1970年代に相次いで第1号店をオープンした日本の3大コンビニ。
以来、コンビニはここまでどうやって成長してきたのか、そして日本をどう変えてきたのか。それを探るため、番組では日本のコンビニ50年史を総力分析する。
1978年、セブン-イレブンで販売が開始され日本の食文化に革命を起こしたといわれる“コンビニおにぎり”の誕生秘話や、レジ横のホットスナック競争に注目。
その後、1980年〜90年代にコンビニは“食”以外にも新サービスをスタートし、転換期を迎えることとなる。そのサービスとはいったい何なのか?
さらに、コンビニが社会インフラ化する大きなきっかけとなったのは“震災”だった? 絶望が人々を包むなか、コンビニが地域のために取り組んだこととは。
◆「ここまで進化しているとは…」
また、番組では普段は見ることができない、各社の新商品開発の裏側にも迫る。
セブン-イレブンが近年注力しているのが、ひとりで食べきれるサイズの“おひとりさま惣菜”。なかでも、電子レンジで温めるだけの焼き魚は2014年の発売から累計8000万食を超える大ヒット商品に。
焼き魚をふっくら仕上げる秘密はどこにあるのか? 開発現場や製造工場でカメラがとらえた真実とは…。
ローソンでは、“ついでに買う”ではなく、“わざわざ買いに行く”ほど、ファンの多いコンビニスイーツのリニューアルに密着。すると、1グラムにも満たない砂糖の量を増やすなど、微調整を繰り返しながら商品を進化させていることが明らかに。
ファミリーマートでは、新たな商品の柱として力を入れているオリジナルブランドの衣料品の開発をクローズアップ。テレビ初公開のタオル工場にも潜入し、着心地や品質、デザインへのこだわりを浮き彫りにしていく。
このほか、SNSでも大バズリした“あのヒット商品”の開発秘話や、無人化やアバター接客、移動式店舗など、未来のコンビニの姿も模索していくことに。
そして、タモリ自らコンビニの進化を確認すべく、店内潜入ロケも敢行。店員に弟子入りしたタモリが店内をくまなくめぐり目撃した、思いもよらぬ秘密の数々とは?
多角的にコンビニという存在を検証した今回の企画に、爆笑問題・田中は「コンビニには思いつくかぎりのサービスがある!」「ほしいものがなくても行きたくなる場所」と、あらためてありがたさを実感。
菜々緒も「コンビニがここまでいろいろな面で進化を遂げているとは思いませんでした」と各社のたゆまぬ努力に感動していた。
◆革新的インフラの“真の姿”に驚き
すべての収録を終えたタモリは「今回はコンビニについてくわしく見てきましたが、非常におもしろかったですね。コンビニは単に買いものをする場所ではなく、完全に社会インフラであることがわかりました」と、日本のコンビニが担う役割の大きさを再認識。
「私が九州から上京した頃、ある年の正月を東京で過ごしたとき、31日から店が軒並みお休みになるのを知らずに本当に困りました(笑)。今ではそんなことはありえないですよね。コンビニの誕生によって日本人の生活スタイルすべてが変わったといえるでしょう」と、実体験を交えながらコンビニが日本社会にもたらした影響について分析した。
さらに、「普段、目にしている商品がどうやって生み出されたのか調べてみると、実に繊細な改革が幾度となく行われているんですよね。その背景にあるのは、日本人ならではの細やかな感性だと思います。コンビニが日本独自の文化といわれるのも、当然のことですね。まだまだ進化を続けていくであろうコンビニが、今後どうなっていくのか楽しみです」と、時代に応えながら歩み続けるコンビニへの期待を語っていた。